山陽3000系 リニューアル車 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


「リニューアル」といえば関西私鉄のお家芸のようなものですが、山陽電鉄でも3000系列に対してリニューアルを行っています。画像がその編成なのですが、外観はほとんど変わっていないのでなんとも分りにくいですねぇ(^^;;


右が非リニューアル車、左がリニューアル車です。パッと見の違いは、窓サッシが黒色になっていることくらいでしょうか・・。


車内です。踏み入れた時の最初の印象は「明るくなったなぁ」と。化粧板が白色に交換されたのが大きいですね。


ドアです。窓の大きさなどは変えられていませんが、モノ自体は交換されています。


車端部です。この辺りが一番3000系の面影が薄い部分ですね。一部に車椅子スペースが設置され、仕切り扉も窓が大きいものに交換されています。


最前面です。相変わらず仕切り窓・前面窓共に高い位置に設置されているため、前面展望には不向きです。


優先座席の最前面です。


天井です。相変わらず関西私鉄でありながら蛍光灯カバーは設置されていません。強化基準の向上という理由もあると思いますが・・。この編成では冷房吹き出し口がラインフロータイプになっていますね。

 

2013年以降のリニューアル車に関しては、この蛍光灯が直管式LED灯に換えられています。冷房吹き出し口はそのままとなっていますね・・。

 

一方のこちらは分散冷房車両です。


窓です。相変わらず二段窓ですが、前述の通りサッシが黒色のものとなったため、少し引き締まった印象になりました。日除けは従来どおり、爪を引っ掛けるロールカーテンタイプのものです。


車端部の窓です。ここだけ大型の一枚窓となっています。優先座席のステッカーが貼られているのが残念な程に(^^;;


座席です。ドア間は8人掛けです。こちらはリニューアル後もあまり手が加えられていません。

 

消火器とセットになった座席です。分かりやすい位置と言われれば確かにそうですが、包み隠さずな辺りはリニューアル後も山陽電車らしいな、と(苦笑)


車端部の5人掛けです。優先座席はモケット色が青みがかったグレーとなっています。

そして最前面は3人掛けとなっています。やはり窓が高いので、前面窓越しに空を見る感覚となります。

 


で、優先座席バージョン。


車椅子スペースです。付帯設備は手すりのみです。ここの袖仕切りだけが5000系ロングシートと同じタイプとなっています。全部このタイプに交換したほうがサービスアップにもなると思うのですが、金銭的関係もあるのでしょう・・。

 

そして現在はベビーカーシールが貼り付けされています。デザインくらい合わせればよかったのに・・。


登場から40年が経過した3000系ですが、リニューアルされまだまだ活躍しそうです。新車6000系が登場してはいますが、もしかしたら20年後も多少は走っているかも!?(^^;;