泉北5000系 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


通勤電車にして非貫通構造であるのが特に眼を引く泉北の5000系です。まがいなりにも貫通構造が多い関西では異色の存在ですよね。また泉北では初となるアルミ塗装車両です。


この大胆なデザインも、この系列から始まりました。インパクト絶大です。これがなければどこかの関東のとある私鉄の通勤電車に酷似したものになってしまいますね(笑)


5000系のうち1本はハッピーベアル号として特別塗装になっています。これは2010年に撮影したものですが、現在はどうなっているのでしょうか。

 

近年は前照灯がLED灯化されています。またリニューアルも進行しており、オリジナル車は減少しています。


車内です。臙脂色のモケットが美しい暖色系の車内です。


ドアです。LED表示機は千鳥配置です。文字は大きめですが、LED表示草創期のもののためドットも大きいです。


車端部です。仕切り扉は窓が大きいもので、妻窓も忘れず備わります。この辺りはやはり関西の私鉄ですね。


優先座席を有する車端部です。バリアフリー時代の登場ではないので、車椅子スペースはありません。


最前面です。直後に座席はありませんが、立ちながらの前面展望は可能です。


運転台です。非貫通構造故の大らかなものです。


天井です。蛍光灯にはカバーがかかり、温かみのある光が照らします。ラインデリア装備も平成の車両としては標準的なものですね。そして、故・東急車輛製造の証(?)か、荷棚は網棚となっています。


窓です。一段下降窓を2枚配置しています。日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプのものです。


座席です。ドア間は6人掛けです。袖仕切りは他社ではあまり見ないものですね。内外共に細いパーツ部分にもモケットを貼っているのは見事です。ですが肘掛として使うにはどうも中途半端ですね。本来肘を逃がすための化粧板部分ですが、明らかにモケット張りのパーツが邪魔しています。


和泉中央寄りに存在する優先座席です。シルバーシートを思わせる灰色の座席です。


車端部は4人掛けです。消火器もほんの少しだけ飛び出ているものの、座っててほとんど気になりません。


車端部の優先座席です。座り心地は柔らかめ。なんばから和泉中央までの準急運用ではちょうどいいですね。


座席と壁の部分には三角のコーナー処理が施され、ゴミをかき出しやすくしています。

 

 

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