大阪メトロ66系 リニューアル車 | 車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

車内観察日記

大阪市交通局時代から平成1桁登場車両にリニューアルを図っている大阪メトロ。66系にもリニューアルの手が入っており、内外ともども大規模な工事を実施され新車レベルにまで生まれ変わりました。

BEFORE AFTERを並べてみました。変更点として、灯具類を9300系などと同様のLED灯に変更、スカートの設置、上部を塗装仕様からガラス張り仕様への変更、VVVFマークを車番に変更、窓下部の弧を描いた塗装の追加などです。茶帯が一本少なくなり帯二本のみとなったため、少し安っぽく見えてしまいますね・・。

車内観察日記

リニューアル車や新型車でお馴染みの号車表示も追加されています。もともとの塗装が茶とオレンジのツートンだったので、グラデーション風のものになっています。

車内観察日記

ガッツリ切れてますが、方向幕もLED式となりました。

車内観察日記

車内です。リニューアル前と比べて落ち着いた配色となっています。

車内観察日記 車内観察日記

ドアです。これまで他線のリニューアル車はLCD表示の設置が行われていたのですが、66系に関してはLED表示のままとなっています。

車内観察日記

開閉予告灯も設置されています。阪急車同様の設置方法となっています。

車内観察日記 車内観察日記

車端部です。仕切り扉の持ち手が握りやすいものになっています。

車内観察日記 車内観察日記

車椅子スペースを有する車端部です。

 

車内観察日記

最前面です。ここは特に変わりないようです。

 

と言っていた矢先に地味なメニュー変更、途中からは仕切り扉の窓が下に引き伸ばされております。


車内観察日記

天井です。こちらもほとんど変わっていませんね。

 

で、後にリニューアルされた編成からは照明がLED灯化されたわけですが、蛍光灯タイプになりました。何だかねぇ・・。

車内観察日記

変わった点といえばこれ、吊革です。バンドの色が濃いものになり、高級感を演出しています。そして一部のバンドの長さを変えることにより、より多くの人が吊革を掴めるようになっています。

車内観察日記

窓です。日除けは相変わらず爪を引っ掛けるタイプなのですが、生地が新しいものに交換されました。

車内観察日記

優先座席の日除けは京阪のように柄入りのものになっていて、日除けを降ろしていても優先座席であることがわかるようになっています。ちなみに、優先座席付近の吊革は黄色のものになっています。

車内観察日記

座席です。ドア間は4+5の9人掛けとなりました。これは後期車と同様ですね。座席は座面のみバケット形状になっています。袖仕切りの化粧板を木目調のものに変えています。これは阪急を意識したものなのでしょうか。他には立ち席の方との分離を目指したと思われる2本の板の増設、座席の境目にスタンションポール設置などですね。

車内観察日記車内観察日記

車端部です。4人掛けとなっています。青いモケットの座席が優先座席となっています。ブロックパターンが白系になったので、幾分爽やかになりました。座り心地ですが、やはり最近の大阪メトロのトレンドなのでしょうか、硬めです。とは言え後期車と比べると幾分クッションを増やした方であると思われます。

車内観察日記

袖仕切り上の板によってみました。金属そのままではなく、直接触れるであろう部分を加工してあり、冷たさを極力抑えています。この気遣いはうれしいところ。ドア間は外側に膨らむようにして座席側に余裕を持たせているのですが、車端部の座席はドア横の膨らみを修正していない(出来なかった?)ので、膨らみは無く直線となっています。こうすると少し窮屈なんですね・・。

車内観察日記
車内観察日記

車椅子スペースです。優先座席に指定されているものもあります。付帯設備は手すりと固定用具です。非常通話装置は設置されませんでした。スペース横の座席は2人掛けです。

 

で、現在はこのようにベビーカーマークが貼り付けられました。

車内観察日記