「0.8%議会」が今年、市民にアンケートを実施しましたが、どんな質問を用意したでしょうか? | 小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

令和5年12月18日午前10時から市役所2階の大会議室で出馬発表会をします!120億円溜まった基金で、自殺率や水道料が高い南魚沼市の市民の生活費をとことん下げます!

 256人の市民の内、2人しか「私たちの意見が議会で反映されている」と答えない南魚沼市議会の黒岩揺光です。

 

 もう、これからは、「0.8%議会」と呼ばせてもらいます。これについての詳細は、こちらをクリックしてください。

 

 
 
 実は、私たち「0.8%議会」は先月、7年振りに市民アンケートを実施したのです!!!
 
 こちらをご覧ください。
 
 
 
 
 
  議員定数を減らすかどうかを検討するために新しい委員会が立ち上がり、その委員会が「市民アンケート」を実施しました。無作為で選ばれた市内の500人の方に郵送で先月アンケート用紙が届いたと思います。
 
 繰り返しますが、平成28年の際も、500人にアンケートが配られ、256人から回答を得ました。その際は、質問項目が23もあり、その内の一つが、「あなたの意見や、市民の声が市議会に反映されていると思いますか?」というもので、2人しか「反映されている」と答えませんでした。
 
 
 
 
 当然、今回のアンケートでも同じ質問をし、平成28年度と比べて、南魚沼市議会がどれだけ機能強化されたのかを検証すべきと思うでしょう。
 
 しかし、「0.8%議会」の現実は、厳しいのです。
 
 今回のアンケートの質問項目をご覧ください。
 
 
 
 
 なんと、質問数を23から9に大幅に減らし、「声が反映されているか」「市議会議員の活動に満足しているか」等の質問はすべて削除されたのです。
 
 
 あ、一応、言っておきますが、私もこの委員会に入りたいという希望は伝えましたが、聞いてもらえませんでした。
 
 この委員会のメンバーを改めてご覧ください。
 
 
 
 委員長が関常幸議員。
 
 副委員長が田中せつ子議員。
 
 ほかに、川辺きのい議員、目黒哲也議員、永井拓三議員、塩川裕紀議員、塩谷寿雄議員。
 
 4月10日の委員会では、平成28年のアンケート結果は委員に配布されておりますので、この方たちは「0.8%議会」の現実は知っております。平成28年当時、議員ではなかった、田中せつ子議員、川辺きのい議員、目黒哲也議員も、この日の委員会で、この過酷な現実を初めて知ったはずです。が、恐らく、誰一人として、この残酷な結果をSNS等で公開した方はいないのではないでしょうか?
 
 繰り返しますが、この委員会は議員定数を減らすかどうかを検討する委員会です。「議会が市民の意見を反映できていない」という答えが多くなれば、「議員は減らしてもいいのではないか」という議論にもなるでしょう。
 
 この特別委員会は3月議会で設置することが提案され、共産党議員団2人が反対しましたが、私を含む他の議員全員の賛成で可決されました。
 
 このときの討論を見たい方は録画配信の2時間24分ごろをご覧ください。
 

 

 
  共産党議員団の中沢道夫議員が「議員を減らすことは行政のチェック機能を低下させ、多様な民意を反映できなくなる」と言って反対しました。
 
 私が賛成討論に立ち、市議会議員選挙の投票率も立候補者数も過去最低で、ほとんどの現職議員は得票数を落としている現実があり、私たち議会が「チェック機能を果たしている」とは思えない。一般質問をほとんどしない議員もいるし、予算や決算審議でも質問をほとんどしない議員もいる、こと等を挙げました。
 
 前回の市議会議員選挙の結果をご覧ください。
 
 
 
 委員会設置に反対した共産党議員団の2人は、当選した22人中、17位と20位でそれぞれ当選しています。
 
 委員長の関常幸議員は21位で当選。
 
 副委員長の田中せつ子議員は15位当選。
 
 ほかに、委員の永井拓三議員は22位当選。687票は、当市議会選挙の長い歴史の中でも当選した議員の中では、最低の得票数でした。
 
 例えば、議員定数が22人から18人に減ると、これらの委員が次回選挙で当選できる可能性はかなり減ることになります。
 
 特に共産党は前々回の市議選から、総得票数は1000票以上も減らしており、下手すれば、次回選挙は1人しか擁立できなくなるかもしれません。2人擁立して共倒れしたら大変なことになります。
 
 なので、こんなことを言っては申し訳ありませんが、委員の方たちは自分たちの保身のために、議員定数を減らさないなんてことにならないよう、十分気を付けて審議をしてもらいたいです。
 
 アンケートから、「声が反映されているか」の質問を取り除いたのは、自分たちの議会の機能低下を証明してしまうと、「だったら議員をもっと減らせ」と市民から言われてしまうことを恐れたからだと思われないよう、慎重に審議をしてもらいたいですね。
 
 これについては、8月の議会報告会で議員から報告がされる予定です。是非、ご参加して、皆さんの意見を届けてください。