未達成の公約を達成するためにも、3期目に挑戦するべきではないか? 6月18日午前9時半から | 小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

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 未達成の公約を達成するためにも、林茂男市長は3期目に挑戦すべきと考える黒岩揺光です。

 

 6月18日午前9時半から議会で一般質問をします。傍聴はどなたでもできます。市役所3階の議場においでください。

 

 

 

 

  

 

 

 

1.       今年11月の市長選に出るべきではないか

 

 未達成の公約が多すぎると思います。「民間目線で無駄を省く」と言いながら、幹部職員の数は増え続け、その内の1人の元幹部職員が勤務時間中に庁舎内で部下にわいせつな行為を繰り返したとして逮捕起訴され、有罪判決を受けました。「企業誘致に全力で取り組む」、と言いながら、どんな企業が誘致されたのかもわからない。「水道料金値下げ」どころか、福祉減免制度が廃止されたので、生活困窮者の料金は上がりました。「学力向上」と言いながら、この8年で子どもたちの学力は大幅に下がりました。

 

ということなので、これらの公約を達成するためにも、3期目に挑戦すべきと思うが、市長の所見を伺う。

 

 

2.       市の元幹部職員が有罪判決を受けたことについて。

 

A.     市長は何も責任を取らないのですか?

 

「女性の活躍できる環境を進める」という公約でしたが、残念ながら、この公約も達成できてないのではないでしょうか。勤務時間中に庁舎内で数えきれないくらい部下の女性職員にキスや胸を揉む等のわいせつな行為を繰り返したとして、不同意わいせつ罪で元幹部職員が有罪判決を受けました。林市長は、この件について、「組織としてというよりも、やはり個人の倫理の問題であります」「運営上のミスとかではない」という見解を繰り返してきたが、私は、組織上の問題だと思います。

 

まずは、被害に遭われた方の公判での供述をお聞きください。

 

「数えきれないほどわいせつな行為を被告にされました。被告に対し恋愛感情はありませんでした。ランチするだけだと思ったのに、あんなことをされるとは思わなかった。誘いを断って関係が悪くなったら嫌だと思った。やめてくれと言ったのに、やめてもらえませんでした。怖くて耐えられない。説明できないくらいたくさんやられました。でも被告の一存で仕事を辞めさせられたらどうしよう。収入源がなくなったらどうしようという想いから、誰にも相談できませんでした。被告から声をかけられるたびに怖かったです。同僚が声をかけてくれて、すべてを打ち明けることができました。それでも、当初は被告が事実を認めていないと聞いて、とても不安になりました。私が嘘をついている、と思われたらどうしようと不安になりました。今回のことで自分の家族に迷惑をかけてしまいました。被告人はなぜこのようなことをしたのでしょう。これからもずっと許すことはできません」

 

 

なぜ、今回の件が組織上の問題であったと思うのか、理由を三つ述べさせてもらいます。

 

①    判決によれば、元幹部職員のわいせつ行為は昨年6~7月に始まったが、被害者が市のセクハラ相談窓口に相談したのが8月下旬でした。林市長はご自身のメールアドレスが相談窓口の「最後の砦」と言ったが、残念ながら、それが機能してなかったのではないでしょうか。また、今年2月、市消防本部がパワハラに関するアンケートを職員に実施し、回答した47人の内、32パーセントが署内に設置されたハラスメント相談窓口の存在を知りませんでした。72パーセントがパワハラを見聞きしたことがあると回答しましたが、そのうち相談したという人はたったの18パーセント。しない理由で一番多かったのが、「解決しないと思った」。または、「仕返しされるのが怖かった」。例えば、私が同僚議員による市職員に対するセクハラがあったと議会で言いましたが、同僚議員が処分を受けるのではなく、実名を出したということで、逆に私が塩川議会運営委員長から注意を受けました。「仕返しされるのが怖かった」という気持ちはよくわかります。なので、林市長は「最後の砦」として相談窓口を用意していると言いますが、残念ながらそれが機能しておりませんでした。そういう意味で組織上の問題点があると思います。

 

②   二つ目の理由です。 公判で、加害者は一度も職場でセクハラ研修を受けていなかったと証言しました。市が職員に実施するセクハラ研修は手上げ方式で、希望者のみが受講してきたということです。そもそも「セクハラ研修を受けたい」と思う人間はセクハラをする可能性は低い。セクハラをする人間がセクハラ研修を受けたいとは思わないため、私が市長だったら、手上げ方式でこのような研修を実施することはありえない。そういう意味で、組織上の問題があったと思います。

 

 

③  最後の理由です。  元幹部職員は、公判で「セクハラというのが何かわかっていなかった」と言いました。また、「昔のコミュニケーションをそのまま続けていた。昔は上司が部下の肩やおしりを触ったりしているのをみていた。それで自分もやっていいのだと思うようになったのだと思う。わいせつな言葉を言って笑ったりしていたが、今ならセクハラになりますが、時代が変わってきたのだと思います」と言いました。つまり、職場の文化がこの幹部職員の行動に影響を与えたということです。市長はコンパニオン代を公費で出しても構わないというスタンスでしたが、これこそ、こういう「昔のコミュニケーション」が続く要因になっているのではないでしょうか。何度も言いますが、私が市長だったら、コンパニオン代に公費を使おうとは思いません。

 

以上、三つの理由から、今回の事件に至った原因の一つとして、組織上の問題点があったと思います。

 

次に他の自治体の例を挙げます。

 

 

● 新潟県の魚沼市消防本部の30代消防士長がハラスメント行為を繰り返し、懲戒免職となった問題を受け、新潟県魚沼市は市民の信頼を失墜させた責任を取るとして、内田幹夫市長を減給10分の1(1カ月)、櫻井雅人副市長を減給20分の1(1カ月)とする条例改正案を12月21日の市議会12月定例会に提出し、可決されました。

 

●    熊本県山鹿市は22日、酒気帯び運転で当て逃げ事故を起こした市職員を7月に懲戒免職処分にしたのを受け、管理監督責任があるとして、市長と副市長を減給10分の1(1カ月)とする条例改正案を提案し、可決されました。

 

以上を踏まえ、私なら、自身の給与を減額する条例改正案を出しますが、市長はいかがですか?市長の年収1200万円。退職金4年間で1785万円。もうすぐ任期が終わりますから、今年末には1785万円、入ってきますね?ちなみに、私は市長選の公約に、この退職金全額返還と、市長給与3割カットを掲げております。さらには、私は令和5年度の政務活動費20万4000円は全額返還しております。なぜなら、他の同僚議員の活動費の使い方が酷かったため、その責任を取るためにです。

 

B.     刑が確定後、懲戒処分の指針や公表基準の見直しを含め検討すると言っていたが、進捗状況を伺う。消防のアンケートでは多くの職員が、「処分があった場合は公開してほしい」という意見が出されました。

 

3.        過去10年で著しく低下した市内の子どもの学力について

 

「国際的な視野を持った次世代の人材育成」と「学力向上に向けた取り組みを進める」という公約も達成されていないと思います。

 

「国際的な視野を持った次世代の人材育成、学力向上に向けた取り組み」を進めるとありますが、コンパニオン代に公費を使えるという認識をお持ちの市長には「国際的な視野」があるとは思えません。自分を選挙で応援した議員が市職員に対しセクハラ行為をしたという第三者の証言に対し「ジョークなのかどうかわからない」と言う市長に「国際的な視野」があるとも思えません。この市長の国際的な視野のなさが、子どもたちの教育レベルに表れているのではないでしょうか。

 

平成28年度、子どもたちの平均学力は全国の平均並みでした。

 

 

 

 

多くの市民は知らないかもしれませんが、本当にそういう時代があったのです。小学6年生の国語Aは全国平均72.9よりも高い、75.7だった。算数Aは、全国平均77.6に対し、78.1でした。中学3年生も算数Aは全国平均62.2よりも高い62.4でした。他の指標も全国平均と拮抗していました。

 

しかし、令和5年度はどうでしょうか?

 

 

 

小学6年の国語は全国平均67.2に対し、63。算数は全国平均62.5に対し57。中学3年は全国平均69.8に対し、60。県平均が70ですので、県内でもかなり低い方になるということになるかと思います。数学は全国平均51に対し、38。県平均は49ですので、県内でもかなり低い方になっている。

 

そして英語です。「国際的な視野を持った次世代の人材育成」を掲げる林市長ですが、中三の英語は、全国平均45.6に対し、33。70か国からの住民が暮らす国際都市南魚沼で、この数値はいただけません。

 

  この数字を踏まえ、公約達成のためには何ができるとお考えですか?