「親」の役割は子どもを成長させることではなく、子どもに成長させてもらうことなのではないでしょうか | 小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

令和5年12月18日午前10時から市役所2階の大会議室で出馬発表会をします!120億円溜まった基金で、自殺率や水道料が高い南魚沼市の市民の生活費をとことん下げます!

 6歳と7歳の子ども2人を育てながら議員をしている「主夫議員」の黒岩揺光です。

 

 今日のブログは、ずばり! 「親」の役割は、子どもを成長させることではなく、子どもに成長させてもらうことなのではないか、ということです。

 

 なんで、子どもは私の言うこと聞いてくれないんだろう。

 

 なんで、私の思い通りに子どもは成長してくれないんだろう。

 

 そう悩んでいる方、多いのではないでしょうか。

 

 私もです。

 

 なんで、私の言うこと聞いてくれないのか。なんでなのか。いつも自答しているし、子どもにも言ってしまうことがあります。

 

 5月28日から1週間、妻が研修のため、朝早くから、夜遅くまで家にいない日が続き、ワンオペ育児でした。

 

 6月5日の朝は、二人の朝ごはんを作って、洗濯機を回し、自分の朝ごはんを作って食べて、次男の着替えやらカバンの準備やらをしていました。

 

 長男が午前7時20分に出て、次男は午前8時過ぎごろに出るのですが、この日は、8時になっても、着替えをなかなかしてくれません。洋服ダンスの前で「着たい服がない。色が変わる服が着たい!」とぐずります。

 

 「色が変わる服」というのは、長袖のトレーナーで、6月には暑すぎます。

 

 それに、冬服は妻がもう収納部屋にしまったので、どこにあるのかもわかりません。(主夫とかいいながら、こういう作業は妻に任せてます。すみません)

 

 「とよちゃん。ごめん。ママがいないからどこにあるのかわからないし、あれは長袖だから今着るのは暑いよ」と言いますが、「嫌だ!あの服がいい!」と譲りません。

 

 皿洗いや整理整頓をしている間に、気が変わってくれるのを待ちますが、なかなか次男は動いてくれません。

 

 「とよちゃん。もう8時過ぎたよー」と言っても、全くだめです。

 

 収納部屋に行ってみますが、見当たりません。

 

 「とよちゃん。どこにあるかわからないし、長袖だから、だめだよ」と言いますが、動いてくれません。

 

 8時15分になりました。

 

 「とよちゃん。保育園行かないなら、今日は家でずっとお留守番になるよ。パパは家からいなくなるからね」と言いますが、次男のぐずり度合いはレベルを上げていきます。「1人で留守番なんてできるわけない!」

 

 「じゃあ、着替えて、保育園行こう。レゴのTシャツ好きでしょ」と言いますが、「もう好きじゃない!」と言います。

 

 「家でお留守番か、着替えて保育園に行くか」と、次男をリングのコーナーに追い詰めて、力づくで説得を試みる方法では、なかなか理解してもらえません。

 

 もうこれまでも何度も、そういう経験をしてきました。たまに、それで説得できることもありますが、子どもの表情はこわばったままで、特に楽しそうではありません。

 

 次男を変えるのではなく、私が変わらないといけないのではないかと、最近思い始めました。

 

 次男の手をもって、「じゃあ、一緒に探しに行ってみようか?」と2階の収納部屋へ行ってみました。

 

 長男の服が重なっている棚があり、さらに140センチと大きめの服が入ったケースがあったりと、なかなか、次男の冬服が入ったケースが見当たりません。

 

 白と水色のTシャツを手に取って「これはダメ?」と聞いても、「違う」と言います。

 

 白いケースの中に、次男の冬用パジャマがあるのが見つかりました。すると、「これだ!」と次男が、水色のトレーナーが手に取りました。トレーナーの表面に、銀色のキラキラする刺繍がありました。

 

 「じゃあ、それ着て行っていいよ。保育園で暑かったら、半袖に着替えて」と言いました。

 

 すると次男が「ハサミで切って、半袖にしたら」と妥協案を提示してきましたが、「それだと冬にそれが着れなくなるからダメだよ」と言いました。

 

 次男は長袖半ズボンで保育園に行きました。

 

 

 

 朝はちょうど肌寒かったので、長袖でも全然大丈夫でした。

 

 園内の次男のロッカーに半袖Tシャツを入れ、保育士さんに「暑くなったら、着替えさせてください」と伝えました。次男が他の園児と笑顔でじゃれ合う姿を見て、ホットしました。

 

 親が子どもから成長させてもらい、それを子どもが見て、子どもも成長していく。

 

 子育てって、そういうものなのだとつくづく思います。

 

 とよちゃん、成長させてくれてありがとう。

 

 パパ、頑張るよーー。