口では「若い方に出てきてもらいたい!」とか「若い方にこの地域に残ってもらいたい!」とか言っているのに、実際は無意識に若者の政治参加を邪魔している方、見たことありませんか?
私は結構頻繁にこういう方に出会います。
先日、市内の某地域を回っている際、ある男性に市長選に出る話をすると、そこから数分間の会話が始まりました。
男性: 議員をもう1期くらいやってから市長選に出た方がいいんじゃないかな。そうすれば黒岩さんに市長になってもらいたいと思うかもしれない。
私: なんで半年後に出てはいけないのですか?
男性: 黒岩さんは、前回、やらかしちゃっているでしょ。実績を積んでからの方がいいと思うけど。
私: 私に実績がないと思うのなら、実績があると思う方に投票されればいいだけのことじゃないですか。私が今回の市長選に出ることで、私に何かマイナスがあるのでしょうか?
男性: 無駄金を使う必要はないんじゃない。
私: そんなにお金をかけるつもりはないのですけど。選挙に出たいという若者に対して、「もう少し待った方がいい」と言えば、政治に参加しようと思う若者がいなくなると思うのでやめてほしいのですけど。私は市長選に10人でも20人でも出てきてくれたら嬉しいのですが。
男性: 確かに今の議会を見てたら、みんな同じ方向を向いているようにしか見えないし、新しい人が入ってくるのはいいことだと思うけどね。
私: だったら、私みたいに選挙に出たいという方に「もう1期待ったほうがいい」と言うのはやめたほうがいいですよね。もし、次に「選挙に出たい」という方を見かけたら、「頑張れ」と応援してやってもらえませんか?
男性: 金と時間かけて無駄になってしまったらと思ってね。
私: それが無駄だったかどうかは本人たちが決めることなので、外部の方がどやかく言うことではないと思います。あと、私が「前回やらかした」っていう表現されてましたけど、私が何をしたのですか?
男性: 色々なことを調べられて、新しい情報を市民に提供してくれているっていうことです。
私: 「やらかした」って、何か悪いことをしたっていうふうに聞こえるのですが?
男性: いや。そういうつもりで言ったんじゃない。そういう風に聞こえたのなら、訂正します。
「次まで待ったほうがいい」と言うのは、これまで何人もの人から言われました。市議選に出る際も言われました。これを言ってくる方たちに共通しているのは、60歳以上、いや70歳以上の男性だということです。
その度に、「私が出ることで何かマイナスがあるんじゃないでしょうか?」「市民からすれば選択肢が増えるだけですから、マイナスなことは一つもありませんよね」と返します。
もしかしたら、私が言い返してくるから、気分を害す方もいるかもしれません。
もしかしたら、これによって、私に対してよいイメージを抱かなくなるかもしれません。
それでもいいのです。
誰もが「選挙に出てみようかな」と思える社会に一歩でも近づかせたい。
そのためなら、とことん戦います。
市長選まで半年を切りました。出るために必要な条件は現金100万円がある25歳以上の日本国民です。
多くの方が出てくることを期待しています。もちろん、林茂男市長も含めてです。