泉田裕彦・衆議院議員の「裏金告発」について | 小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

小学校時代に学級委員に7回立候補して7回落選した僕が勝てるはずのない市長選に挑戦することになりました

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 私が住む新潟5区から自民党比例代表で当選した泉田裕彦・衆議院議員による「裏金告発」が話題になっている。ニュースの関心は、本当に泉田議員が「裏金」を要求されたのかどうかになっているが、選挙資金3万円で市議に当選した私にとって、このニュースの問題の核心はもっと別の所にある。

 

 ニュースの概要を時系列で見てみよう。

 

9月4日: 泉田議員と星野伊佐夫・新潟県議が2人だけで会い、星野県議が「2~3000万円出すの、もったいながったら人生終わるよ」と泉田議員に言う。

 

10月31日: 衆院選で泉田議員が当選。

 

11月29日: 泉田議員がツイッターで裏金を要求されたと告発。

 

12月1日: 泉田議員が裏金を要求したのは星野県議と主張。

 

12月3日:泉田議員が音声データを公開。星野県議は「裏金ではなく、選挙資金について話した」と言う。

 

 「選挙に金がかかるなんていうのは幻想だ!」と主張して、たったの3万円の資金で当選した私からすると、今回の件で、一番ショッキングなことは、泉田議員が9月4日の時点で告発をしなかったということだ。

 

 どのメディアも、なぜ、泉田議員が11月29日というタイミングで告発に踏み切ったのかを書いていない。

 

 私が泉田議員だったら、9月4日の時点で告発し、もし、自民党の県連がバッシングをするようなら、自民党を飛び出し、無所属で出馬していただろう。

 

 9月4日以降も星野県議から支援を受け、自民党の比例代表で復活当選を果たした約1か月後になって、告発に踏み切ったのは、泉田議員自身、裏金を要求するような人間の支援を受けなければ当選できないと感じていたからではないのか?星野県議を非難しているようで、実は、そういう方の支援を受けなければ選挙で勝つことはできないという、誤ったメッセージを放ちかねない行為である。

 

 メディアにはしっかり報道してほしい。星野県議が本当に裏金を要求したのかどうかも大事だが、なぜ、泉田議員がこのタイミングで告発に踏み切ったのかも。なぜ、裏金を要求してくる人物の支援を受け続けたのか。そこにこそ、今回の問題の核心があるように思えてならない。