所縁のない土地を購入するにあたって考えたこと | ごちゃカッコいい巣づくりの記録

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家族全員が暮らしやすい家つくりを目指しています。

この度、台風や地震で被災した方々には心よりお見舞い申し上げます。

 

HMは「100年先まで、孫子の代まで」とか言ってたけど、

安住の地がほぼない日本で生活するんだから、

あと何年先まで、お家が被災しないで建ってるかなんて、

保証は全然ないわけで(T_T)。

長期優良住宅の条件には合致していますが、

それだけじゃなくて、

宅地の地盤調査結果だけで安心ということもなくて、

地域全体の地盤や高低差や川の流路なども考えて、

台風の進路や土砂崩れや川の氾濫に巻き込まれる危険性が

少ないかどうか、この先100年間被災する確率を

ちょっーとでも下げるために

慎重に検討する必要がありました。

 

私の実家は田舎で、歴史ある城下町かつ大きな川があるんですが、

川上と川下で、土地のステータスがちょっと違いました。

歴史的に川が氾濫していたであろう川下の土地は、

現在でこそ、商業施設と新興住宅街で活気がめっちゃあるんですが、

川上の土地は、昔から続く先祖代々の名家があって、

武家屋敷跡や寺社仏閣や古墳もあったりします。

現代生活の便とは直結しないものの、

そういう土地のが地盤もよく、値崩れもなく、

財産価値が高く、地元意識が強いことが、

子供時分からなんとなくわかっていました

 

今回、縁も所縁もない土地を購入するにあたっては、

駅近を最優先条件としましたが、

その言外に含まれている意図として、

(1) その駅が、神戸震災以降の約20年前にできていること、

(2) 地中深くの駅であること、

(3) 川から離れていて、海抜高度が高いこと

(4) 国立大病院と地域医療センターとの位置関係、

なども評価しました。

 

鉄道会社なら、

どこに駅作るかを、広域の地盤強度や断層の位置まで

真剣に検討して位置を選定しただろうと思うからですね。

神戸震災以降で、地下深くまで掘削するんだから当たり前です。

同じ理由で、古くない国立の大病院の近所を探しました。

お役所の近くも候補として検討しましたが、

戦後の区画整理で決まった場所にずっとあるというので、

防災面からの参考になりませんでした。

 

もちろん先祖代々の土地であれば、

そういう選り好みはできないんですが、

私が最初に土地と家を一緒に買う時だからこそ、

いろんなことが考えられるチャンスでした。

 

あと、土地の歴史というのは、案外大事だと思います。

迷信深い方でもないんですが、

「その地域出身の人なら絶対に買わない土地」というのが

田舎にはちょくちょくあるのですよ。

実は、前住んでたアパートから歩いて5分くらいの距離に、

小さな雑木林があって、いくつかの祠がありました。

正直、なんとも言えない雰囲気がありました(T_T)。。。

強いていうなら、八つ墓明神的なものだと想像してます。

数年後に潰されて、宅地用に造成してしまったので、

今その上に住んでいる人々が、

何の祠なのか、ちゃんと供養しているのか、

全然わからないんですが、

余所者だから、と、知らずに

「いわくつき」を買うことがないように気をつけたいものです。

 

これから土地を買う人は、

学校やスーパーの位置を気にする人が多いと思いますが、

自然かつ超自然的な防災面から検討することも

同じくらい大事かと思って、

書いておきます。