イライラが止まらない理由 | 七転び八転び!? 15分で1冊 

七転び八転び!? 15分で1冊 

人生、いいことの方が少ない。

「薬害エイズ訴訟」の体験とそれまでの過程、読書の感想と要約をを綴ります。

母親は年を取ってきて益々匂いやら音に敏感になってきて、つまり「イライラ」し通しなのだ。

 

やかんの沸騰するときの音が嫌いと言って捨ててしまった。
車に取り付けるETCカードの音が嫌いと言って外させられた。
玄関にある植物の花に小さい蟻が群がっていたので植物全部捨てた(←虫が大嫌いとはいえ。。。)。

壁に貼り付けたカレンダーを画びょうで張り付けたために壁に小さな穴が開いているのを見てイライラしていた。

テレビ・ラジオの出演者の発音が違うと言ってイライラしている。
バスの中で若い女性が鼻ピアスしているのを見て死にたくなったと言っていた。
9条改正を口にする人は人間ではない、と言いもし改正が決まったら腐りきった日本に生きたくないから自殺するという。

 

あまりにも偏った考えだが老化により体力が落ちたのもあると思うがこれらのイライラの前提はエリートとして思い描いていた脚本通りの人生ではなかったという屈辱と怒り、そして最愛の父(小生の祖父)がこの世にいないことへの失望感と悲しみがイライラにさせていると思う。