生まれる時代を間違えた | 七転び八転び!? 15分で1冊 

七転び八転び!? 15分で1冊 

人生、いいことの方が少ない。

「薬害エイズ訴訟」の体験とそれまでの過程、読書の感想と要約をを綴ります。

今日、母親が帰宅して間もなく親父と喧嘩した。
理由は親父の汚い食い方に対して怒ったら逆ギレしたということ。

 

こういう場面を何十年も見させられてきた。

 

こういう環境で育つと「自分は親と違ってまともな家庭を作る!」か「結婚は不幸を増殖するだけだから結婚しない!」となるのでは。
そして小生は後者の人間になった。

 

10年くらい前までは、もし健康な体で生まれたら、と思ったが関係ないことが分かった。
だから血友病もHIVも関係なく独身が既定路線だったと思うようになった。

 

両親も生まれるのが早すぎたのだと思う。
特に母親は時代を先取りしすぎて時代が母親に追い付いていなかったのだ。

今20代、30代だったらコメンテイターやらコラムニストやら政府主催の有識者会議のメンバーになっていたと思うくらい実力がある。
つまり実力の持ち腐れだしそれを本人が分かっているから(公式には認めないが)「何でこんな人生なんだ!!」と地団駄を踏みイライラしているのだと思う。

 

まあこんな人はごまんといると思うが母親が結婚したことにより親父も小生にとっても不幸だったと思う。
無理なことだが母親を独身で学問に専念させてあげられたら時代の寵児として一時代を築いていたのではと思っている。