劇場にいることが、まるで家にいるようだ、、、この落ち着いてしまう感じ、、なんなのだろう、、、世界で1番好きな場所なのかもしれないなぁ、、、
おそらく…20年近く、この世界にいるけれども(…もう20年であり、まだ20年であり、、そしてもちろん、年月ではないけれども、、、)
改めて考えると、って、ことだらけですね、世の中は。
…大事なものほど、やはり自分で大事にすることが、難しいのだわ、愚かな者よ。愚か者。
明日には、大好きな人たちとも、大好きな作品とも、大好きなこの人生とも、バイバイなのだ。
こんなに、切なさを、いつも、いつも、味わえてる私は、、、やっぱり人より、白髪の一つも多くなるわよそりゃあ
終わりは、くる。確実に。
大好きな作品が、大好きな思い出が、また一つ増えて、ああ私の人生は、皆様のおかげで、また一つ、豊かになるのです。すぐに忘れてしまうとしても。どこかには、蓄積されていて欲しいな、、、
もしかしたら、私の中じゃなくても
お客様の中に
お客様が、私の出演した、その作品を、覚えていてくれるなら
それが、役者としての、私の幸せかもしれんなぁ
あなたの中に残る一瞬の刹那のために、ただ生きている。生きていたい。と、本気で思えている。…すごい。これが私の幸せだなんて。(…と言いながらも、めっちゃ俗物的ですけどもね、、私の生き方は、、、泣)
できる限り、今後も、劇場で、演劇の世界で、過ごしていたいなぁ、人生。
今回も、終わるのよ。もう。
精魂込めた一つの作品が、終わるのよ。
でも、終わっても、終わらないのよ。終わらないのよ。きっと。きっと。そう願う。忘れても。どこかにきっと。きっと。私が、万一、忘れても!
たくさんの人に、ほんまにお世話になりました。
池田さん、有島さん、寺田さん、工藤さん、野村さん、富士山さん、新生館シアターのヤマザキさん、そして、BAR吉田の吉田さんやえりこちゃん、ウスイさんやコマツさん、、、土田さん…!
そして、毎回のお手伝いさんがたも、もちろん、、、!!!
おかむー、まどかちゃん、内田さん!!!
そして。
矢内さん!!!!!
心からの、感謝と、愛を。
最後まで、宜しくお願い致します。
いつも、一期一会です、次に会うのはいつかしら。
だから、最後だと思って。
いつも、最後だと思って。
あじわうの。
『あじわうとき 2018』、終演致します。