昨日、

フォロワーさんからのコメントによって、



一気にわたしの中で、

クレオパトラにハマったときの記憶が蘇ってきた。笑





【ブルータス、おまえもか】




もーね、

熱い時代だったんですよ!




世界三大美女に数えられる【クレオパトラ】は、【エジプトの最後の女王】や!




正式名は、

クレオパトラ7世。




なんか外国の王や女王って、

同じ名前で◯◯世って続くぢゃん。



ややこしーよね。




前提として、

古代エジプトについて、

ちょっと話そうぜ。




みんなも、むかし歴史の授業で、

古代文明については習ったと思う。




4大文明といえば、


エジプト文明

インダス文明

メソポタミア文明

黄河文明


や!





こいつらは、

ぜんぶ、大河の近くで栄えた文明。




とくに、


ナイル川近くで栄えたエジプト文明は、

今も人気が高くて、


ピラミッドやスフィンクス、

ツタンカーメン


とか、人々のロマンを掻き立てる。





有名な【ギザの三大ピラミッド】。


クフ王、カフラ王、メンカウラー王の墓だな。


この3つは、全部血縁関係にあるっさ。

親子3代のピラミッドや!



祖父→クフ王

父→カフラ王

息子→メンカウラー王





1番巨大なクフ王のピラミッドは、

日本では縄文時代に作られたもの。


ありえないよねw


中には隠し通路や穴があり、

いまだに見つかっていない開かずの間が、

たくさんあるんだって。



カフラ王のピラミッドは中央に位置する。

カフラ王は、ピラミッドの守護をするためにスフィンクスを作った人だよ。





メンカウラー王のピラミッドは、1番小さい。





この王たちの時代から、


さらに1000年後に生まれたのが、

黄金のマスクで知られる【ツタンカーメン】!




ツタンカーメンの墓は、


【王家の谷】と呼ばれる、

見た目からは分からない、

閉ざされた場所にあったんや。




だれもそんなところに、

ツタンカーメンの墓があるなんて思わなかった。



考古学者【ハワードカーター】と、そのパトロンだった金持ち【カーナボン卿】の執念によって、


1915年に世紀の発見がされるまで、


一度も盗掘にあっていない、

ほぼそのままの状態で発掘された、

あり得ないほどの遺跡だったんよ。




ピラミッドの歴史に欠かせないのが、

墓泥棒。


建設と、ほぼ同時期に墓泥棒が出現し、

財宝が盗難にあいまくってたんよ。


墓泥棒の侵入を防ぐために、

ピラミッド内は、より複雑に、

よりカラクリを施した内部に変化したくらい。



そんな中で発見された、


埋葬時の完璧な姿をそのまま宿した、

ツタンカーメンの姿に、

世界は熱狂した。




【ファラオの呪い】も根強くささやかれていて、



カーナボン卿が謎の死を遂げていたり、

その死の間際、ファラオ(エジプト王)の呪いを彷彿させる言葉を叫んでいたらしい。



また、エジプト遺跡の一部を載せた船が沈没したという噂も。


そう、その船とは、

【タイタニック号】だ。





ツタンカーメンの時代から、

さらに1000年以上経て、


ようやく登場するのが、

【クレオパトラ】。



エジプト最後の女王。





クレオパトラは最初、

弟との共同政権を敷いていたんだけど、

弟との主権争いが激化。



ピンチを切り抜けるため、

ローマ帝国の実力者・カエサルを頼る。




【賽は投げられた】

【来た、見た、勝った】

【ブルータス、おまえもか】



カエサルにまつわる有名な引用句は、


現代でも普通に使われ、

だれもが聞いたことがある。




特に、信頼していた人からの裏切りを示す、


【ブルータス、おまえもか】


は印象深い言葉だ。




クレオパトラとカエサルは、


エジプトとローマを強力に結びつけ、

また愛を育んだ。


クレオパトラは、カエサルとの子、

カエサリオンを産んでいる。



カエサルは皇帝になる間近で、

ブルータスをはじめとする人々に暗殺された。




後ろ盾を失ったクレオパトラは、


カエサルの後継者候補だった、

アントニウスに近づく。



アントニウスを味方につけ、

アントニウスの政敵であるオクタウィアヌスを打つため、


エジプトを率いて一緒に戦った。



途中、劣勢になった2人は、

一時エジプトに戻り再起を図ることにした。



ここで悲劇がおこる。



クレオパトラが死んだという誤報が流れたのだ。

アントニウスは悲観するあまり自死。



それを知ったクレオパトラは、

オクタウィアヌスに屈することを拒み、

毒蛇に腕を噛ませて、自死したのだ。





この後、オクタウィアヌスは、

初代ローマ皇帝・アウグストゥスになった。


帝政ローマの時代が幕を開ける。





クレオパトラの死後24年が経った世界。



ローマ帝国の片隅で生まれたのが、

【イエス・キリスト】だった。




ここから、

新約聖書の物語が始まるのだった。