昨日のNHK「どうする家康」では、
ついに関ヶ原の戦いが描かれた。
徳川政権の誕生。
以後、300年あまりにわたる、
徳川一強の【江戸時代】がはじまる。
徳川家康の天下取りに、
1番貢献したと名高い武将がいる。
井伊直政だ。
歴史とは面白い。
江戸時代のはじまりに尽力したのが【井伊直政】ならば、
江戸時代の終わりのキッカケをつくったのが、子孫の【井伊直弼】だった。
有名な桜田門外の変である。
そして、幕府を倒したのが、
薩摩・長州藩の連合軍。
実は、
天下の分かれ道・関ヶ原の戦いで、
【井伊】と【島津】が死闘を尽くした場面があった。
【島津の退き口】である。
東軍の徳川に対して、
島津義弘は、西軍についた。
しかし、数々の味方の裏切りで、
島津軍も絶体絶命!
どうする義弘!
義弘は、敵がうごめくルートを、
正面突破する道を選んだ。
一か八かの賭けである。
そこに立ちはだかったのが、
徳川四天王・井伊直政。
結果、島津軍は主力な家臣をほとんど失うも、島津義弘は命からがら薩摩への帰路につく。
ここで、
井伊が島津を打ち取っていたら、
もしかしたら、幕末の終焉は避けられた...かも、しれない。
歴史の【if】を考えるのも、
歴史をたのしむ醍醐味なのさ!
ちなみに、
徳川最後の将軍・徳川慶喜の先祖は、
誰かというと。。
これ、結構びっくりかも。
なんと、
瀬名と一緒に旅立った、長男の信康!
信康
↓
熊姫(信康の次女)
↓
本多忠刻(熊姫の息子)
↓
勝姫(忠刻の娘)
.
.
.
その後も信康の子孫は脈々と続き、
明治維新以後も存続。
現在でも存在している。
徳川慶喜は、水戸・徳川家出身だった。
女系の先祖に、勝姫がいる。
つまり、徳川慶喜は、
*織田信長
*瀬名(築山殿)
*徳川家康
*五徳
*徳川信康
*徳川秀忠
*浅井長政
*お江
*本多忠勝
など、
戦国時代のそうそうたるメンバーの血が入った、ハイブリッドエリートなのだ!
戦国オールスターズ!