わたしのコンタクト歴は長い。
中学校入学とともに、眼鏡からコンタクトに切り替えて、
以後、幾度となく目のトラブルに見舞われながらも、20年近くも苦楽をともにしてきた相棒だ。
それもそのはず、
私はコンタクトを、雑に扱ってきた。
2ウィークのコンタクトを3か月も使い続けるなんてザラである。
コンタクトの汚れを落とすのも面倒だ。
高校時代は、
目の不調が何度もあり、
粘度の高い涙を良く流していた。
粘度の高い涙。
これを私はコラーゲンと称していた。
友人にも、
今日はコラーゲンが出ていると話して、周囲を困惑してきた。
コンタクト禁止令が何度も発布されたが、
眼鏡で学校に行くなんて、
当時の私の常識では、ありえなかった。
そんな私が出会ったのが、
とある、眼科だった。
診察時間が、3秒。
長いと5秒。
ペンライトをシュッとあてて、
なにも見ずに、
はい、OK~
とすぐにコンタクトを処方してくれる、ヤブ医者の鏡のような男だ。
コイツは、
どんな目の不調も見逃す、とんでもないスキルを有していた。
そして、特筆すべきは、
コイツの独断と趣味で集められた、
受け付けの美女たち。
1人か2人で十分であろう受付に、
5~6人の美女を雇っていた。
全員、
スタイルがよくて、美人で、若い。
普通、そんなことがあるだろうか。
眼科なんて、通常は年配のおばさんが権力をふるってそうなものだ。
デブ、ブス、年増
は、この病院にはいない。
待合室にいるだけで、
ヤブ医者の作品をみているような気分になる。
ヤブ医者だからだろうか。
病院は常にすいており、
受付~コンタクトの処方まで、
15分もかからない。
この、忙しい現代において、
早くコンタクトを処方してもらいたい人の需要にぴったり合った経営スタイル。
そして、世の男性たちが喜ぶ、目の保養がそこにはあるのだ。
私>
今日、眼科いってコンタクトもらってきた。
彼氏>
そうなんだ、混んでた?
私>
いや、ぜんぜん!ヤブ医者だからね。
彼氏>
ヤブ医者!?
私>
そうそう。正真正銘のヤブ医者だよ。
とっとと、コンタクトを処方しやがれ!って時には、とても重宝する眼科なんだ。
彼氏>
え?んー?ん?笑
私>
おまえ、真面目ばかりがいいんじゃないんだぞ。
ヤブ医者もな、時と場合によっては世の中の役にたってんだ。
彼氏>
そうなのか…。目の不調があったら大変じゃない?
私>
目を真剣にみてもらいたいときは、別の病院いくよ。笑
ヤブ医者は、普段使い。
彼氏>
使い分けてる…笑
函館に帰ってきて、
久しぶりにヤブ医者のところにいったけど、
美人で若い子好きな趣味は変わっていないようだった。
常に若い子がいるということは、
きっと定期的に、
スタッフの新陳代謝が施されている証拠であろう。
初心者の若い子の登竜門として、貴重な眼科なのかもしれない。
大事な話なので、もう1度いう。
函館には、
わたし御用達の
ヤブ医者がいる。
おすすめポイントは、
時間がない
コンタクトをすぐ処方してほしい
お金をかけずに若い美女をみたい
の3つだ。
行くか、行かないかは、あなた次第。