24歳の頃。
わたしは「北海道1周テント泊」を実行しようと本気で考えていた(笑)
転職のタイミングが重なったこともあり、日々の業務の中で忘れていた「何か」を必死に取り戻したかったのかもしれない。
北海道一周とは、我ながらいいことを思いついたと、深夜にニヤニヤ。
布団に入ったが全然眠れそうにない。
わたしは昔からこうゆうところがあるのだ。
すぐにあることないこと思いついて、妄想を広げる癖がある。
だが、いかんせん飽きっぽいのも手伝って、実行に移されることは少ない(笑)
深夜に空想の扉を広げたせいで
翌日会社を半日も遅刻したのだが、
会社での第一声:
「昨日夜中に北海道一周旅行を決意したんですけど、
わくわくして全然眠れなかったです!」
思い違いでなければ、
今朝会社に送ったメールでは、
【昨日】から発熱が続き、
今朝【病院】から会社へ【まっすぐ】来たから遅刻したはずなのだが、
たぶん気のせいだろう。
そこは、マスコットキャラ的な執念で切り抜けることにした。
ちなみに私は、 マスコットキャラとしての実績も事実もないばかりか、可愛さだって持ち合わせていない。
ただ、人一倍ずうずうしいという点と、執念だけは負けていない。
先日地元に帰ったときも、自称・マスコットキャラ的な執念で 乗り切った場面があった。
ドライブで訪れた山頂の女子トイレの扉が、蛾の集団に襲われるといったアクシデントがあった。
すぐさま、一緒にいた友人と男子トイレの方向へ。
女子トイレが使えない=男子トイレに行けばいい。
2人の中に存在する、至極単純なルールだ。
男子トイレに先客がいるかもしれないが、おそるおそる扉を開けてみた。
・・・・誰もいない。
個室がひとつしかなかったため、 先にあたしが個室に入り、友人は手洗い場で待機することになった。
が、ここで冷静になって考えてみた。
このタイミングで男子が入ってきた場合、
個室の人は、【知らぬ存ぜず】が通用するが、
待機中の友人は、まるで一人で男子トイレにいる【奇人】として通報されるのではないか、ということだ。
そして、男子が入ってきた時、
友人は【なんといってその場を切り抜けるのか】、
非常に興味ふかいではないか。
そんなことをニヤニヤ考えていると、【客観的に男子トイレに一人】という状況に耐えられなくなったのか、 友人からの出てこいコールが激しくなる。
個室を交代した瞬間、 この時を待っていたかのように男子トイレの周辺にわかに騒がしくなった。
まさか自分が男子と遭遇しそうになるとは 予想だにしないハプニングだ。
ここで、必殺「マスコットキャラ」的な可愛さで おおめにみてもらう作戦を考えたが、
男子達はトイレの出口付近でたむろってるだけで、トイレの中に入ってくる気配はない。
トイレの扉を開けてくれさえしたら、 からくり扉の原理で、姿を見せずとも身をくらますことができたかもしれないが、 出口の前では完全にお手上げである。
私は自意識過剰でもあったが、極度の心配性でもある。
完全に動揺したが、友人が出てくる頃には男子達は散ってしまったため、 無事脱出に成功。
そもそも、知り合いでも何でもない、見知らぬ人相手の環境では、おちゃめな面をいくらアピールしても通用するわけがない。
「マスコットキャラ」という勘違いを、正すきっかけとなった(笑)
話は戻って、
北海道一周旅の周囲の意見としては、 原チャリで北海道の峠を越えるなんて無謀すぎる、とのこと。
「まめさんなんか原付で日本一周ですよ? 徒歩やチャリで旅してる人がいるんだから、原チャは大丈夫なんじゃないですか」
早速、ブログで仕入れた情報をそのままひけらかしてみた。
その後も、50ccバイクの不便さや危なさを延々教えて貰ったが、
すべて
「まめさんだってできるのに、あたしにできないはずがない」
で押し切った。
ちなみにまめさんが何者かといわれたら返答に困る。
なぜなら、「まめさん」に関する情報は、
「原付で日本一周をしている女の子」ということしか知らなかったからだ(笑)
「危ない」「大変だよ」という
周囲のありがたい忠告を胸にとめつつも、
あたしは何故か、見ず知らずのまめさんを信じることにした。
そんなあたしの態度に周囲人々も業をにやし、
職場の人「つかさっきから、まめさん、まめさんって言ってるけど誰なん?」
私「まめさんは原付で日本一周をしている女の子です」
職場の人「その人とはブログを通じての知り合いかなんかなの?」
私「いえ。私が勝手にブログをみているだけです」
職場の人「…。じゃあまめさんのどんなところを見て、自分にもできそうだと思ったの?例えば、装備とか、バイクとかさ」
私「…。」
職場の人「…。」
一つひとつ、理論立てて説明することで、ようやく自分のおかしさを自覚(笑)
まめさんほども覚悟も、知識もないわたしは、
あっさりと北海道旅行をあきらめることにした。
今回もただの熱病だったみたいである。
わたしは「北海道1周テント泊」を実行しようと本気で考えていた(笑)
転職のタイミングが重なったこともあり、日々の業務の中で忘れていた「何か」を必死に取り戻したかったのかもしれない。
北海道一周とは、我ながらいいことを思いついたと、深夜にニヤニヤ。
布団に入ったが全然眠れそうにない。
わたしは昔からこうゆうところがあるのだ。
すぐにあることないこと思いついて、妄想を広げる癖がある。
だが、いかんせん飽きっぽいのも手伝って、実行に移されることは少ない(笑)
深夜に空想の扉を広げたせいで
翌日会社を半日も遅刻したのだが、
会社での第一声:
「昨日夜中に北海道一周旅行を決意したんですけど、
わくわくして全然眠れなかったです!」
思い違いでなければ、
今朝会社に送ったメールでは、
【昨日】から発熱が続き、
今朝【病院】から会社へ【まっすぐ】来たから遅刻したはずなのだが、
たぶん気のせいだろう。
そこは、マスコットキャラ的な執念で切り抜けることにした。
ちなみに私は、 マスコットキャラとしての実績も事実もないばかりか、可愛さだって持ち合わせていない。
ただ、人一倍ずうずうしいという点と、執念だけは負けていない。
先日地元に帰ったときも、自称・マスコットキャラ的な執念で 乗り切った場面があった。
ドライブで訪れた山頂の女子トイレの扉が、蛾の集団に襲われるといったアクシデントがあった。
すぐさま、一緒にいた友人と男子トイレの方向へ。
女子トイレが使えない=男子トイレに行けばいい。
2人の中に存在する、至極単純なルールだ。
男子トイレに先客がいるかもしれないが、おそるおそる扉を開けてみた。
・・・・誰もいない。
個室がひとつしかなかったため、 先にあたしが個室に入り、友人は手洗い場で待機することになった。
が、ここで冷静になって考えてみた。
このタイミングで男子が入ってきた場合、
個室の人は、【知らぬ存ぜず】が通用するが、
待機中の友人は、まるで一人で男子トイレにいる【奇人】として通報されるのではないか、ということだ。
そして、男子が入ってきた時、
友人は【なんといってその場を切り抜けるのか】、
非常に興味ふかいではないか。
そんなことをニヤニヤ考えていると、【客観的に男子トイレに一人】という状況に耐えられなくなったのか、 友人からの出てこいコールが激しくなる。
個室を交代した瞬間、 この時を待っていたかのように男子トイレの周辺にわかに騒がしくなった。
まさか自分が男子と遭遇しそうになるとは 予想だにしないハプニングだ。
ここで、必殺「マスコットキャラ」的な可愛さで おおめにみてもらう作戦を考えたが、
男子達はトイレの出口付近でたむろってるだけで、トイレの中に入ってくる気配はない。
トイレの扉を開けてくれさえしたら、 からくり扉の原理で、姿を見せずとも身をくらますことができたかもしれないが、 出口の前では完全にお手上げである。
私は自意識過剰でもあったが、極度の心配性でもある。
完全に動揺したが、友人が出てくる頃には男子達は散ってしまったため、 無事脱出に成功。
そもそも、知り合いでも何でもない、見知らぬ人相手の環境では、おちゃめな面をいくらアピールしても通用するわけがない。
「マスコットキャラ」という勘違いを、正すきっかけとなった(笑)
話は戻って、
北海道一周旅の周囲の意見としては、 原チャリで北海道の峠を越えるなんて無謀すぎる、とのこと。
「まめさんなんか原付で日本一周ですよ? 徒歩やチャリで旅してる人がいるんだから、原チャは大丈夫なんじゃないですか」
早速、ブログで仕入れた情報をそのままひけらかしてみた。
その後も、50ccバイクの不便さや危なさを延々教えて貰ったが、
すべて
「まめさんだってできるのに、あたしにできないはずがない」
で押し切った。
ちなみにまめさんが何者かといわれたら返答に困る。
なぜなら、「まめさん」に関する情報は、
「原付で日本一周をしている女の子」ということしか知らなかったからだ(笑)
「危ない」「大変だよ」という
周囲のありがたい忠告を胸にとめつつも、
あたしは何故か、見ず知らずのまめさんを信じることにした。
そんなあたしの態度に周囲人々も業をにやし、
職場の人「つかさっきから、まめさん、まめさんって言ってるけど誰なん?」
私「まめさんは原付で日本一周をしている女の子です」
職場の人「その人とはブログを通じての知り合いかなんかなの?」
私「いえ。私が勝手にブログをみているだけです」
職場の人「…。じゃあまめさんのどんなところを見て、自分にもできそうだと思ったの?例えば、装備とか、バイクとかさ」
私「…。」
職場の人「…。」
一つひとつ、理論立てて説明することで、ようやく自分のおかしさを自覚(笑)
まめさんほども覚悟も、知識もないわたしは、
あっさりと北海道旅行をあきらめることにした。
今回もただの熱病だったみたいである。