今日は、Deaf(ろう者)に関する情報を提供するサイトのご案内をいただきましたので、ご紹介をしたいと思います。
 
UVCにエントリーを予定されている方のサイトなので、公平性の点でやや問題があるかと思ってもいますが、先日の記者発表会ですでに公開されていた情報ですので、こちらでもご紹介しようかと思います。
 
 
 しかく
  http://shikaku.in/about/
 
こちらのサイトですが、「手話をもっと広めたい!」そんな想いで創り始められたそうで、Webサイトの開発だけではなく、動画配信のシステムも自分たちで開発したのだそうです。
 
何か事業を始めるときに、自分たちでものを作れることは、すばらしいことですよね。初期費用がかからずリスクを最小限に抑えることが出来ますからね。
 
 
で、手話は、いわゆる普通の言葉の音声言語とは違い、視覚情報でやりとりをする視覚言語という特徴がありまして、このメリットの認知を広めていくことで、手話を習いたいと思ってもらえることを増やしていきたいとおっしゃっていましたね。
 
例えば、
 工事現場とかもの凄くうるさい場所でも会話が出来ます。
 声が届かないガラス越しでも会話が出来ます。
 声が届かない隣のビルとも会話が出来ます。
 静かにしないといけないクラシックのコンサート中でも会話が出来ます。
 言葉を発することが出来ない水中(ダイビング中)でも会話が出来ます。
とか、とか。
 
かつての東京証券取引所の立会場では手の動きを使って売買する銘柄、値段、数量をやりとりしていたわけですから、ビジネスでも有効に使うアイデアはいっぱいありそうですよね。(東証の立会場がなくなったのは、効率化のためではなくアメリカの陰謀という話もありますし....)
 
他にも、居酒屋やレストランで注文のやりとりをするのに手話を使ってるお店もありますし、上にも書いていますけども、ダイビング中はなかなか話が出来ませんけども、手話があればその場で気持ちも伝えられて楽しさが倍増しますよね。
 
 
その他、勝手なイメージですけども、例えば、警察官とか探偵さんが尾行中に、声を出さずにきちんと意志を伝えるために手話を使うとか.....
 
まぁ、最近はインカムが便利に進化してきたのでそれでいいじゃんっていう話もありますが、なんの機械も使わず、見えさえすれば会話が出来る手話は、ろう者のための言語じゃなくて、もっと一般的な便利な言語として認知されて行って欲しいですよね。
 
 
ちなみに、この「しかく」を運営されている、伊藤さん、沼倉さんのグループと、前回の UVCのファイナルプレゼンで手話を使いながら歌を披露してくださった、サインシンガーソングライターの渡辺りえこさんは交流があるそうで、そのご縁があって渡辺りえこさんも手話動画を投稿されたそうですね。
 
 渡辺りえこさんのオフィシャルサイト
  http://ameblo.jp/riekoeri/
 
 渡辺りえこさんの投稿の動画
  http://shikaku.in/sign/P/sOyKv8u0e4CQ/
 
でも、なんで投稿した動画が「ナンパ」だったんでしょうね(笑)。