世界の首相など指導者で女性はわずか6%程度ながら
この新型コロナウイルスのバンディミック対策においては
これら女性リーダーが「素早い行動と心の籠ったメッセージ」で
国民の支持を受け一定の成果をだしているそうです。
(陰の声:このバンディミックでいろいろな仕組みが変わるかもですね
これからは女性に政治の中心を担ってもらってもいいかな)イイカモ
そんな世界の女性リーダー達をご紹介いたします
ニュージーランド アーダン首相(39歳)
アーダン首相は国内で感染者が出始めると、だだちにその人達を隔離し
次に海外からの旅行者の入国を禁止、そして4週間の都市封鎖を行ない
ました。観光は同国の主要産業ですが有無を言わせぬ決定でした。
その都市封鎖は「経済より健康優先=短期間収束」でスーパー、食品店の一部と
薬局などしか営業を認めずテレワークができない会社は営業停止、同じ家に住む
家族以外は接触禁止というという世界的にも厳しいものでした。
ただし、そのモットーは「強くあれ、でもお互いに優しく」であり国民の
質問には決して事態を過小評価ぜす丁寧に答えました。どう行動すれば良いのか
理解し易いと厳しい対応にもかかわらず84%もの支持だったそうです。
結果、初動の素早さと国民の信頼と協力で感染者は一桁以下となり現在は
ロックダウンも最短でレベルダウンでき収束に向かっているそうです。
感染者:1,451人、死者:14名(2020年4月24日現在)
(陰の声:最初は早く厳しくして、事態の改善で緩めていき短期収束を狙う・・・
どこかのダラダラ・様子見国と逆だね)ウ~ム
ドイツ メルケル首相(65歳)
このオバちゃんはバンディミックが起こる前は長期政権が飽きられ
また英国のEU離脱や国内の移民問題などで疲れきり支持率もさがり
自身の健康問題もあって冴えなかったんですが、新型コロナ対策が
必要となると急にシャキッと立ち上がったんです。
そして自身は自由の無かった東ドイツ出身と断ったうえで、国民に向け
次のような演説をして国民の団結を呼びかけました。
「自由は苦難の末に勝ち取った尊い権利です。こうした権利は絶対的な
必要性がなければ侵害できない・・・(中略)しかしそれは今、命を
救うために制限させて欲しい・・・」
そしてロックダウンなど強力な対策を国民に要求しましたが
また、一方ではSoforthilfe(即援助?)という仕組みで生活に困る人や事業者に
申請から2〜4日で支援金を振り込みました(これは複数月もらえるものらしく
外国籍の日本人のダンス教室経営者まで支給されたとのことです・・・)
さらに、最大週35万件のPCR検査体制を整え、医療崩壊をふせぎ重症者に医療を
集中させ死者を増やしませんでした。
「できることはすべてやる」とメルケル首相が約束してくれた」・・・と
国民を信頼させ他のヨーロッパ諸国とはコロナ対策で一線を画しました。
人口10万人当たりの死者数比較(2020年4月24日現在)
・ベルギー 54人
・スペイン 46人
・イタリア 41人
・ドイツ 6人
(陰の声:ドイツも日本と同じように戦前の反省や共産主義への嫌悪感から
自由を制限するのには相当な心理的抵抗があったようですがきちんとした
リーダーシップと的確な対応で国民の心を掴んだようですね)シジリツモアガッタヨ
台湾 蔡英文総統(63歳)
アメリカCNNが新型コロナ対策の成功例として真っ先にあげるリーダーは
この方です。しかも中国の妨害でWHOに参加できず、情報もない孤独な
戦いを強いられた逆境下で行なったのです。
でも、蔡総統は「台湾は世界的な防疫の最前線になる」と果敢に挑戦しました。
彼女は武漢で新型肺炎が発生したという情報を得ると、直ちに武漢との団体
旅行の往来禁止し、さらに続けて中国本土からの来訪も禁止しました。
つぎに感染者調査アプリやマスク販売管理アプリなどのIT技術を駆使して感染
拡大やモノ不足不安を鎮めました。(感染拡大防止に向けた措置は124も発表
したそうです)
その結果、台湾はたちまちコロナウイルスを収束させた希有な例となりました。
感染者:426人 死者:6人(2020年4月23日現在)
(陰の声:台湾は2002年に発生した重症急性呼吸器症候群SARS(サーズ)や
2015年のMERS(マーズ)で多くの死者を出した経験から感染症対応を学び準備を
していたんだそうだ・・・経験からきちんと学ぶ!たいしたもんです)タイワンエライ
フィンランド サンナ・マリン首相(34歳)
世界最年少の国家元首としてや両親がレズ(LGBT)でも有名な方でもありますが
それはまたの機会にして・・・
この方も初動が早くロックダウンや入国禁止などの施作を次々に打ち出しました。
でも、それだけではなく「SNSなどのインフルエンサー(世界に影響を与える情報
発信者?)達にさまざまな年齢の人に正確な情報発信を要請して国民の理解」を得る
ように努力しました。
余談になりますが
隣の国、おっさんが首相のスウェーデンはソーシャル・ディスタンスなど注意しましたが
ロックダウンも入国禁止もせずに学校、ジム、レストラン経営なども今も開店しています。
おっさん首相は「集団免疫のモデルにする」と言っており経済優先対応らしいです。
(陰の声:イギリスが最初やろうとしてすぐ転換した対策だよね)エ~
その結果は・・・(2020年4月20日現在)
フィンランド 感染者: 3,237人 死者: 72人
スエーデン 感染者:14,385人 死者:1,580人
フィンランドは人口500万人、スウェーデンは 1,000万人だけどフィンランドの
感染者、死者を倍にしても結果は歴然ですね、まあイタリアやスペンよりはまし
ですが・・・
(陰の声:日本もロックアウトや罰則なしのスウェーデン型対策だけど大丈夫かな
まあ、日本の場合は世間体という闇のロックアウトもあるから・・・ケッカオーライヲイノル
まだまだ対策を果敢にした女性リーダーは多くいますがいずれも
初動を大胆に行なっております。
しかしそれだけでは無く、国民に出来るだけ寄り添おうという姿勢が見られます
その事例を最後に簡単に述べてこのダラダラ長いページを終わらさせていただきます。
デンマーク メッテ・フレデリックセン首相(41歳)
子供たちの質問に答える3分間の短い記者会見を毎日行ないました。
ノルウェー エルナ・ソールバルグ首相(59歳)
デンマーク首相の子供との対話に感銘を受けたソールバルグ首相は
さっそく自分も大人の参加を禁じた記者会見を開きテレビも通じて
全国の子供たちから寄せられた質問に直接語りかけました。
「ウイルスに恐怖を感じることはいけないことではないのだ」とそのわけと
対応を丁寧に説明するなどする態度から国民は彼女を信頼しました。
その結果、デンマークもノルウェーの感染者も死者もスウェーデンや他の
ヨーロッパ各国と違い少数ですんでいるそうです。
(陰の声:いいと思ったことはドンドン真似をしていいんだね)イインダヨ
エルナ・ソールズバルグ首相の会見「怖がってもいい」はこちら
女性リーダーの対策の感想・・・
新型コロナ・ウイルス対策は
◎やはり初動の迅速さと出来るだけの(厳しい)対策は早く収束するために必要
◎それと同時に生活して行くために必要な補償は必要
◎しかし、それだけでなく正確な情報とそれを伝える言葉やITツールも必要
・書類の棒読みみたいなのや、バカにしたような皮肉まじりみたいなのや
(どこかの財務大臣お前のことだよ!)は心が伝わらない・・・
・これらの女性リーダーのように国民の琴線に触れる発言をして欲しいな
(まあ、演説やディベートの伝統が無い日本人には難しいかもですが
以心伝心で逃げずに、ちゃんと心を離して伝えてもらいたいもんですね)
政治家の信念に共感すれば国民は耐えても協力にやぶさかではないでしょう
◎そしてこのバンディミックを反省として次のバンディミックの備えをする
・わが同胞諸氏は忘れ易いらしいので、特に政府はしっかり頼むよ
◎蛇足ですが、女性リーダーを讃歌しているようにお感じになるかもしれませんが
決して某東京都知事を首相にと思っている訳ではありませんよ
でも、フェミニストのごっこスーラは早く日本でも女性首相が現れて欲しいです。
陰の声からの拙いまとめでした
2020年5月1日am発表の感染者数/死者数です
世界の感染者:322万2107人 死者:22万8757年
日本の感染者:1万5001人 死者:470人
改めて医療従事者、多くの真面目な政府・行政の方々、生活に必要な手助けを
していただいている多くのみなさまに感謝いたします。
<新型コロナウイルス対策で力を発揮した世界の女性リーダー達・了>
スーラ・ウタガワの
私撰:関西名所図絵・美術館のご案内
このブログの各ページで個別に発表した、スーラ・ウタガワ作品の
名所絵を場所別に集め「美術館」と称して再度アップロードしています。
第1室:大阪南部の名所図絵・油絵 開室中
第2室:大阪北部の名所図絵・油絵 開室中
第3室:大阪湾岸部の名所図絵・油絵 開室中
第4室:神戸地区の名所図絵・油絵 開室中
第5室:京都地区の名所図絵・油絵 開室中
第6室:その他ガラクタ図絵-1・浮世絵 開催中
第6室:その他ガラクタ図絵-2・水彩画 開催中
第6室:その他ガラクタ図絵-3・油絵小品 開催中
第7室:大阪を描こう展MY歴代出品作品 開催中
*各展示室へのご入場(アクセス)はサイドバーのブックマークをご利用ください。
以上、ご案内申し上げます。 館長:スーラ・ウタガワ