もう6,7年になりますか。ほぼ毎日稼働してくれていた電動エアコンプレッサーが最近調子が悪くなり、一昨日とうとうご臨終となりました。内部にピストンがあって、モーターに繋がっているクランクで往復運動に変えて空気を圧縮する。つまりエンジンと逆のことをやるのがその原理なのですが、エンジンではピストンリングに相当する部品が破損、空気が抜けて全く圧縮できていなかったということだったんです。本当は補修部品を取り寄せて修理したかったんですが、そんなものがある訳もありません。仕方ないので別途新品を注文することにしました。2000円ちょっと切るくらいの価格ですから、6年働いてくれたら上出来でしょう。
多々良沼を周回して帰宅後、ちょっとして到着しました。
開封!
動作確認もせずいきなり分解しちゃいます。
前のモノよりもモーターが小さく、ピストン径(ボア)も小さいようです。コンプレッサーユニットだけを最初は元のモノに移植する予定だったんですが、大きさがあまりにも違うのでバルブ一体のホースだけの交換にとどめることにしました。あ、勿論電源関係はバッテリーから直に取れるよう車用の2極カプラーに変えておきます。
7barまで計測可能なメーター。これを生かしたかったんですが残念ながらサイズが合わずNG。諦めます。
ホース取り外しおよび取り付けには邪魔になるので、一旦モーターを取り外します。一番仕事をしているであろうコンプレッサー部ですが、さすがにこれでは個々の部品を出すほどのことにはならないでしょうね。
ホースの外形が異なるので、元々はコイルみたいなもので固定してあったのですが、ホースクランプに替えて固定します。
勿論大きいものを使って取り付けましたから、干渉するプラスチック部分を切除してケースにうまく納めます。
ケース上下両方をうまく削り、何とかケースに収めました。
2極カプラーの取り付け。
そして完成です。
5barまでなので、ちょっと不満があるんですけど、実際問題5barまでしか使わないこともあり、やむなしという感じですね。早速今日から使用開始となります。