善光寺と云えば
信州長野を連想するが
京都にも、善光寺があった。
京都東山区にある泉涌寺の
塔頭のお寺で、泉涌寺に行く途中に
静かに、たたずむ寺院である。
名前は「新善光寺」である。
新善光寺は、鎌倉時代の
寛元元年(1243)に、後嵯峨天皇が創立されたそうである。
ちなみに、年表を見ると
この年に、九条道家が東福寺を建立している。
後嵯峨天皇は、信州の善光寺の信仰に厚かったといわれる。
しかし、京都から信州には
かなりの距離があり、当人はもとより
他の人がいつでも、参拝が出来るという趣旨から
京都にもと、出来たいきさつがあったという。
始めの場所は一条大宮だそうである。
今の清明神社の、位置ぐらいだそうである。
本堂の様子
本尊は善光寺の、阿弥陀如来と同じ
鎌倉時代のものとされる。
ところが、歴史の波に遭って
応仁の乱で、兵火に遭い
文明5年(1473年)に、今の地に
移された。
境内にある大方丈。
ここには、狩野派の襖絵が85あるという。
訪ねた日は、非公開だった。
境内には、赤い愛染堂の祠が
たたずんでいる。
ここには、愛染明王がまつられている。
愛染明王とは、衆生の愛欲煩悩が
そのまま、悟りであることを表わす明王という。
資料によれば、そのように記載されているが
全容は、凡人の当人には理解が不明である。
境内の池に、たくさんの赤色の
鯉がいっぱい、泳いでいた。
愛染さんと、どこか関係があるのかな~~。
こんな石碑が見られた。
佐保姫にまつわる社寺が、奈良によくあるそうで
春の女神の意味だという。
たまたま訪れた社寺に
意外な、一面を見る思いがして
さすがに、京都だなあという思いが残った。
「牛にひかれて善光寺参り」という
フレーズが、以前によく言われたが
今はあまり聞かれない。
交通手段が、便利になったせいかもしれない。








