紅葉の季節に、賑わいを見せる京都東山の南禅寺。
その塔頭の一つである、金地院(こんちいん)。
ここには、いろんな史跡が残り、見どころが多い寺院だ。
そのひとつである、徳川家康を祀る、東照宮が造営され残されいる。
金地院の正面玄関から、離れた場所に
東照宮への門があるが、今は玄関から入る仕組みになっている。
東照宮は徳川幕府を開いた家康を祀る
神社で、栃木県の日光東照宮がいわば本家格であるが
京都にも、東照宮があるのは意外といえば意外。
庭園を囲む回路のように
石畳の道を行く東照宮。
外国の観光客が参拝なのか見学しているのか。
そんな様子が見られた東照宮の門前。
内部は暗くよく見えない。
金地院は、家康の側近で、社寺について
総元締め役を務めた崇伝という高僧が
家康の意向を受けて
造られたいわれる。天井には狩野探幽の筆による
鳴龍の絵が残されている。
それにしても神社によく似た建築物。
寺院と折衷した格好の造りが異色。
権現造りだそうである。
権現とは、本地垂迹説では仏が化身して
神として現れる事とされる。
一方で、権現とは「家康の尊称」と辞書に記載されている。
信長を倒した明智光秀の時代、続く秀吉の後を継ぎ戦国時代を
終焉させた家康の歴史的存在は、やはり大きいといえよう。
しかし、江戸時代260年の間や幕末には
朝廷と幕府の確執は間断なく続く。







