
ほころび始めた高瀬川沿いの桜(きのう25日)。
種類は、全国的に幅をきかせている交配種のソメイヨシノ。

京都の二条あたりから南に流れる高瀬川。
繁華街の木屋町筋はそのそばにある。
桜沿いは京都の中心部に位置し、高瀬川の西側は河原町通。
そしてさらに、東側は先斗町のストリート。
阪急四条駅の東の地下道から階段を上がると
高瀬川の街並みが見えてくる。
やはり、桜の頃が抜群。
「トンネルを抜けると雪国だった~」の
川端康成の世界を想起させる。ちょっとオーバーな表現か。

高瀬川は1611年に角倉了以が開削した運河。
鴨川の水を利用しており、淀川に注ぐ。
幕末などには、大坂あたりからの船便の役目を担い、荷物も
運搬された。幕末の争いの時には坂本龍馬なども
伏見などから使ったことは有名。
今は時を忘れて静かに流れる。
いつのまにか、植えられた桜の木が成長し
桜の名所のひとつになった感がある。
森鴎外の小説に、高瀬川(高瀬舟)をタイトル、題材にしたものがある。
内容は悲しい出来ごとになっているが、大半の人は
そんなことは関知しないで、川の風情を楽しんでいる。
