煩悩という事 | 世情いろいろ

世情いろいろ

日々、思いついた事、感じた事を写真をまじえながら
記録していきます。そして季節性を取り入れながら。ジャンルは
多岐、多彩にと思っています。

イメージ 1
 
 人間は煩悩のかたまりだ。
 
と、よく言われるが煩悩とは何か。
 
 辞典を見ると、衆生(人間)の心身を煩わし、悩ませる一切の妄念とある。
 
 
最近、有名な作家の五木寛之さんの書物である
 
 「下山の思想」(幻冬舎新書)を読んでいて
 
おもしろくて、興味ある記述があった。ちょっと要約してみると。
 
 
 煩悩とは仏教で言う言葉。平安末期までは煩悩を捨て去るため
 
聖者などは、難行苦行を繰り返したと言われる。
 
 鎌倉時代に入って、念仏を唱える法然や親鸞が登場する。
 
これらの人は煩悩を捨てるのでなく、煩悩を抱えたまま
 
 成仏するという考えに立つ。浄土系の教えだ。
 
そして、煩悩とは「身のわずらい、心のさわり」という。
 
 要するに心身の病の事を指す。
 
ここで思い出されるのは、病は気からという文字通りの言葉。
 
 激動の時代にあって、「身と心」をととのえ、安定を保つことが大事と五木さんはいう。
 
 
この本に、もう一つのくだりがある。
 
 長寿率の高い人は。
 
一番目が宗教家、次が医者、三番目が教師とある。
 
 いずれも、人をみちびき、救う大事な職業。
 
 嘘か、まことか。ある統計をもとに参考にされたらしい。
 
なんとなく、ユーモラスにも思えるるが、微妙な気持ちにもさせられる。
 
イメージ 2