
北アルプス・白馬岳の山麓部に広がる「栂池自然園」。
冬場は、広大なスキー場で賑わ栂池高原の上方にある。
標高は1900m。紅葉が桜でいう八分咲きの
10月初旬に現地へ行ってみた。

自然園へは高原からゴンドラ、ロープウエーを乗り継ぎ
約30分でつながる。
この日は、朝一番からゴンドラ待ちの登山客でいっぱい。


栂池自然園は、白馬岳への登山基地である一つのルート。
手前に見えるのは、この付近の今昔を伝える資料館。軒先の鐘が
懐かしく思える。濃霧などの時に音で
すぐ近くにある、山小屋の位置を知らせる役目を果たす。
前方に見えるのは小蓮華山。

自然保護のため、ルートの各所に木道が続く。
ここは日本有数の高層湿原。小さな池が散在。初夏の時期の
水ばしょう湿原をはじめ、ワタスゲ湿原、モウセン池などがる。
周遊するには約4時間。

自然園内にある、山小屋に泊まった翌日の
朝早い頃、白馬三山の主峰白馬岳が眼前に開ける。
三山とは白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳。それぞれ3千m近い。
左側に、猿倉から白馬に登る大雪渓が遠くに望まれる。


黄色く染まるダケカンバなどの、紅葉がたけなわといった感じ。
山の気候は変わりやすい。秒単位で変動する。写真撮影も
ゆっくりしていられない。自然との付き合いはむつかしい。

園内のナナカマドの赤い実などは、終盤に近かった。
平地の紅葉はこれからだが、高山では既に
秋本番の様相を見せている。