
先日、六甲山のヒメユリの画像をアップしたが
興味を引く俳句を見たので、オニユリの花を取り上げる。
江戸時代中期の俳人に、上島鬼貫(うえじまおにつら)という
方がおられた。今の兵庫・伊丹市付近の出身で、かなり有名な人だが
この鬼貫の句に 「鬼もあり姫もありける百合の花」 があるのを
最近、本を読んでいて知った。
鬼貫という名前はユニークだが、名前の由来は分からない。
そこで、オニユリの花の登場となった。
オニユリは高さが1メートルほど。
夏に六弁に、黒っぽい斑点をつけ橙色の花をつける。
可愛いい花だが、どうして鬼が付いたのか。
しかし、どこか鬼の肌に似ている気がしないでもない。
鬼の肌は、おとぎ話の世界だ。
鬼のつく植物は多いらしいが、今は夏に咲くオニハスだけしか
頭に浮かばない。希少植物の類になっているらしい。
おしまいになったが、鬼貫は松尾芭蕉の影響を受けたそうで
「誠の外に俳諧なし」という、含蓄のある言葉を残している。