
(阪神尼崎駅南の尼崎城跡沿いの庄下川付近)
工業都市、中小企業の町のイメージが強い尼崎市(兵庫)。
反面、歴史の漂う町でもある。
そうした一角にある、櫻井神社。
本殿の屋根の桜のマークが印象的。


櫻井城の最後の城主が、16代目の忠興公。
1877年の西南戦争。明治維新を成し遂げた
最大級の一人の西郷隆盛と明治政府軍の戦いだった。
この内戦の時に、忠興公は
敵味方の区別をしないで、戦傷者を看護し
このことが世界赤十字社に認められ
日本赤十字社の誕生となる。

櫻井神社の御祭神は、初代櫻井信定公からの
歴代城主。
この神社は、明治15年の建立されたそうである。
訪ねてみて、気がついたが屋根の端の縁どりが
桜のデザイン。ちょっと気になる神社である。
どういういきさつなのか、よくわからないが。

また、忠興公は学問の向上にも傾注して
尼崎に初めて学校を建立。今は廃校になっている
開明小学校である。
一方、尼崎の最初の幼稚園も作られている。
神社の境内に、それを記念するお地蔵さんも見られる。

神社本殿の向こうに、高層マンションが目に入り
尼崎も変わりつつあるように思える。