
木々の葉が、少しずつ色ずいてきた。
写真は桜の木だが、桜の葉の紅葉は比較的早い。
桐の葉も落葉が早い。
そんな秋を感じるこの頃。
「桐一葉落ちて天下の秋を知る」。
有名な言葉である。意味は「小さなな現象から
大きな根本を悟る」こと。
さらには、「小さな兆候から滅びる形勢」にもたとえられる。
また、「小さな前触れから、将来の大きな動きを予知する」事にも
応用される。
この語源は、中国の前漢時代の書物「准南子(えなんじ)」が
元と言われる。この言葉を題材にした坪内逍遥の戯曲「桐一葉」がある。
豊臣家の滅亡を描いたものだが、桐は豊臣家の家紋。
秀吉亡き後、後継を狙う家康サイドが些細なことで、なにかと難癖をつけ
秀頼を滅ぼすに至る。豊臣方の片桐旦元が活躍するが。
秋はどこか儚く、もの淋しい季節。
はらはらと落葉する時期にはまだ若干、遠いが。
「露と落ち露と消えにし我が身かな
浪速のことも夢のまた夢」。
秀吉の辞世の句だそうだ。
政治、政争は一寸先が闇。
信長を倒した、光秀は三日天下の類。
ナポレオン一世の場合は百日天下。
日本の首相は一年天下が続く。
ドジョウの天下はいつまでなのか。
小沢さんの天下は、終焉を迎えつつあるようだ。
