


日本で最も長い坂本ケーブル(滋賀・大津市)。
石積みの町の坂本と世界遺産に選定されている
比叡山延暦寺を結ぶ。
路線延長2025メートルで、11分の所要時間。
避暑気分を兼ね乗車してみた。
ケーブル電車の仕組みはつるべ式で
2台の車両が互いに引張り合う。井戸水を汲み上げるような格好になる。
列車のネームは福号と緑号。それぞれ由来があるらしく
福号は、福を招く縁起のいい車両と駅のアナウンス。
では福を求めて、山頂へ。




運転手さんは話好き。
客に沿線風景を説明したり、撮影中の写真のあれこれを
聞いてみたりとサービス満点。ちょっとこちらが運転に
支障をきたさないかと気をもみたくなる。
運転手さんと客の対話の引っ張りあいか。
途中に小さな駅が二つあるのも珍しい。

頂上の駅舎も、レトロムード。
琵琶湖が広く眺望できる。温度はスタートから
4度の違いが出る涼しさ。避暑と節電という
二つ可能なケーブルカー。開業は1927年(昭和2年)と
古いが、考えれば今風の乗り物。
始終に利用するわけにはいかないが。
