
電気のある生活の恩恵を受けているので
電力会社に”イチャモン”をつける気持ちはないが。
東北の大地震以後、原発事故の行方が不透明。
今春、赤穂御崎に桜を見に行ったが
その帰途に赤穂城を訪ねてみた。
ここも桜の木が多く城跡の風情と重なって
いい雰囲気だった。
ところが、城壁の彼方に火力発電所の煙突が
覗かせていた。ちょっと違和感を覚えたが、現代の光景でもあろうと。

赤穂火力発電所(関西電力)は
塩田後に建設され、60万kw2基の能力を持つ。
赤穂の塩田はかつて、全国でも有名だった。
今は塩も輸入に頼っているのではないか。
それはともかく。
播州には、瀬戸内沿いに赤穂、相生、姫路、高砂と
火力発電所が集中的に作られている。
この地域には、新日鉄広畑をはじめ、カネカ、ダイセルなど
戦後の高度成長期と、足並みを合わせた工場が多かった事情も
あったようにも思える。
原発事故を契機に、日本のエネルギー政策も
大きな転換を求めらている。
話を戻すが。今の赤穂城の火力発電所を見た
「忠臣蔵」の主人公の浅野内匠頭や大石良雄は
どんな感慨を持つのだろうと、余計な事を想像する。
歴史や時代は変転していく。
