


竹藪と言うとちょっと乱雑な風景のイメージだが
竹林となると整然とした雰囲気を感じさせる。
こんな竹林が見られるのが嵐山の亀山公園から
二尊院方面に抜ける途中にある。
別にここでなくても各地でも見られるが。
奈良時代には
梅とうぐいす、竹のトリプルコンビが
万葉集によくみられるようである。
たとえば。
「梅の花散らまく惜しみ わが園の竹の林にうぐいす鳴くも」
この歌のステージは大和、奈良で、嵯峨野ではないと思われる。
梅にうぐいすは、この時代から言われていたものだが
現在では、うぐいすでなくメジロなどの鳥が多いそうである。
こうなると、小鳥の見分けも難しくなってくる。

嵯峨野の風が竹林を通り抜けるざわめきは
日本の音風景100選に選ばれているそうであるが
この日は、風が無かったのかこの風雅な音は聞く事が
できなかった。
観光シーズンたけなわの春や秋には
人並みのざわめきが、しきりに聞こえてくる。
