


新旧の建物が混在する京都市内。
時の流れとはいえ、その変貌ぶりが目覚ましい。
JR京都駅の現在の建物は
その代表格の一つであろう。
冒頭の写真は、季節外れの大きな雲が冬空に立ちのぼり
京都駅ビルの上を覆うような感じ。
この京都駅ビルは、機能面の配慮はもとより
都市景観をどのように取り入れるかがコンセプトになった
コンペティション方式で選ばれた建築物だそうである。
この駅ビルの前の西側にあるのが、関西電力京都支店。
8階建てで、京都の近代建築界の横綱と言われた
武田五一さんの設計。
窓の並びがユニークで建物のカーブが柔らかい。
戦前の1937年(昭和12年)の竣工。
当時としては、モダンなセンスが話題を呼んだことだろう。
今もその姿は健在のようだ。


駅前の京都タワーのすぐ北側にあった
近鉄百貨店は姿を消し、そのあとに
家電量販店のヨドバシカメラが新しくデビュー。
昨年秋の開店だったが、この百貨店の前身は
丸物といわれた。内、外ともレトロな装いをした建物だったが
栄枯盛衰の流れは止められなかったようである。