



別に赤とんぼを見に行ったわけでもないので、落胆はしない。
多分、地元の観光協会あたりがキャッチフレーズとして
用いたものだろう。
その根拠はある。
有名な童謡の「赤とんぼ」を作詞した、三木露風の出身地だからである。
そんな龍野の町を訪ねてみた。
龍野(兵庫)は、大型河川の揖保川のほとりにある城下町。
今も白壁や格子戸が多く残る、日本情緒のあふれた
町並みが続いている。
タイムスリップしたような感じになる
静かな佇まいの雰囲気の漂う町である。


初めから、はばかれる話だが
公衆トイレの名前も厠(かわや)。
珍しい言葉ではないが、奥ゆかしいネーミングだ。
各地を訪ねてみたが、こんな用語の
町のトイレは初めてのように思う。
京都あたりも、真似をしてほしいもである。



龍野の町の見所は多い。
脇坂藩5万3千石の城下町である。
龍野城の歴史は古いが、現在の建物は
最近のものらしい。名残りの武家屋敷も多い。
茶室の「聚遠亭」は、その昔、松平定信が
来遊した時、ここの眺望をたたえのが
始まりとされる。池があり風雅な建物だ。


その資料館もあり、建物はレトロ。
また、コーヒー店にもそーめんのメニューがあり
その取り合わせがおもしろい。


訪れた10月中旬頃はまだ、紅葉風景は
ほとんど見られなった。
龍野は、JR姫路駅から中国地方に向かう姫新線で
マークは、姫新線車両につけらていた赤とんぼ。