



八十八ヵ所の巡礼といえば
1日で回れるコースがある。
先日、知人に誘われ現地を訪れた。
場所は、あの遅咲きの桜で有名な御室の仁和寺。
世界遺産に登録されている仁和寺だが
このコースは一般には知られていなくて
いわば、隠れた京都の観光スポットともいえよう。



文政10年に、仁和寺の第二十九世門跡の願いで
寺の関係者が、四国の八十八ヵ所霊場を参拝して
各霊場の砂を持ち帰り、仁和寺の背後にある
成就山のお堂に埋めたのが始まりといわれる。




日数にして、50日はかかる大変な巡礼の旅だった。
この仁和寺のコースは3キロ、2時間程度で
巡拝が出来る。
当時の頃から、都の庶民に喜ばれたそうである。
今は、巡礼と共にハイキング気分でも回れる
ハンディな感じ。
周囲は自然が豊かで、のどかな雰囲気。
丁度、半分の49番札所が山頂で236メートル。
ここからは、京都市内が一望できる。


結願所になる。
御室の仁和寺は、真言宗御室派の総本山。
昨今は、ある種の「四国八十八ヵ所めぐり」のブームの様相。
不透明な時代を反映しているのかもしれない。
政権交代の推進役の一人である、民主党の菅さんも
小泉さんの時代に、四国のお遍路さんになり話題を集めた。
まあ、そんな事や信仰にとらわれずに
時間があれば、気軽に自然と展望が楽しめる場所でもある。