


その後は、花が硬い皮の実になる。
この種子から採取されるのが椿油(つばき油)。
かつては、髪の化粧品としてよく使われていたようだ。
最近はあまり見られなくなったように思うが
先日、京都・祗園石段下の四條通の店舗で
椿油の商品を見かけた。ちょっと懐かしい気がする思い。
もともと、椿油は女性の髪につけ
潤いを持たせるのが、本来の目的だったように思う。
あの長い黒髪に似合ったのではないか。
調べてみると、肌に優しいスキン用品にも使われ
日本刀や木刀の手入れにも塗布され、工業用にも使用されるそうである。
また、アロマ効果もあるとの事。
今は長い髪の人は少なくなり、髪の色も茶髪の時代。
と思いつつ、店頭のウインドウを眺めていた。
長い髪は風などによって乱れやすい。
こんなところとからかも知れないが。
話は飛ぶようで、与謝野晶子の歌集に「みだれ髪」がある。
「その子二十 櫛にながるる黒髪の
おごりの春のうつくしきかな」などがある。
明治34年の歌集である。
また、「黒髪長く、柔らかき女心を誰か知る…」の歌も
あったが、誰の歌か思い出せない。
美空ひばりの「みだれ髪」は晩年のヒット曲。
話が、だいぶ乱れてきたようだ。