






「ツツジは春を彩る代表選手だ。親近感のある花だ。
ツツジは漢字では躑躅と書くが、これはつくばっている形態を
意味するものという」。
ある園芸書にこのように記述されている。
ツツジは最近はすっかり日常の生活にとけ込んだ
感のある花木。
町の庭や街路に多く目につく。
今では都市の緑化や美化にはなくてはならない
存在の植物になった。
普通、ツツジと呼んでいるのはツツジ類の総称。
普段は、ヒラドツツジが多く見られるが種類は多い。
ヤマツツジ、ミツバツツジ、ドウダンツツジ
キリシマツツジ、アカヤシオ、レンゲツツジなど。
5月頃に咲くサツキもツツジの仲間。
ツツジは古くから庶民の花であったらしい。
参考にした書物に、記載されていた一句。
「旅籠屋(はたごや)の夕くれなゐにつつじかな」 寥多。
夕暮れのツツジの旅情。江戸時代のひなびた旅先の宿の
情景を描いている。
写真は、都会の中の隠れたツツジの名所である
神戸の「相楽園」。
茶室や舟屋形があり、池を巡る回遊式の日本風の庭園。