


黄色い花を咲かせる、キンポウゲ科の多年草。
取引は普通のように「一株」でなく
「一芽」で行われているそうである。
どのような理由かは、分からないが
どこか”一目ぼれ”を思い出させるようである。
最近見かけた、案内の掲示板に
そのように書かれていた。
日本では物の単位を数える場合、特有の言葉が
あるのは知られているが、これは初耳。
今は園芸がもてはやされているが
江戸時代も、ガーデニングブームがあたったそうで
ブームは昨今の事でもなさそう。
江戸の時代から、福寿草は100種を超える
園芸品種があったと伝えられる。
福寿草は人気の花だが、それもそのはず。
正月の飾り花として用いられる、めでたい花の代表の一つ。
開花が長いところから、幸福で寿命が長いが語源になっている
説もあるようだ。
園芸種と共に、山野にもその咲く姿が見られる。
山野では今頃から4月頃が花期のよう。
冬枯れの中で、顔を見せる福寿草は明るさにあふれ
どこか春の到来を先取りするようである。
梅も見頃を迎えつつある。
(神戸・森林植物園で)