


多く見られ、むかしの薬局などは
姿を消してしまったような感じだ。
昨今の薬局といえば、医薬分業が
行われるようになって、できた薬局を
指すようだ。この薬局でも、サプリメントや
マスクなどの補助用品の販売も行われているが。
ドラッグストアが全盛の今、思いだされるのが
かつて、一世を風靡したといわれる「富山の薬売り」。
富山に店の本拠を置き、売り子が全国を回り
薬を売り歩く商いが戦後、しばらく間で
見られたようだ。今も、行われている様子も聞かれるが。
富山の薬売りは江戸時代から始まった
歴史のあるもので、他にも大和(奈良)、近江(滋賀)、新潟(越後)などにも
本拠を置いて、こうした薬売りが行われていたらしい。
越中富山は胃腸薬の反魂丹、万金丹が有名。
大和にも、陀羅尼助などの広告を吉野などでよく目にする。
越後の”毒消し”も名を知られたらしい。
富山の薬売りの種類は
風邪薬、下痢止め、頭痛薬などが主だったらしい。
こうした薬を、定期的に各家庭を訪れ置いてきた。
なくなった分を、補充する商法である。
富山の薬売りは、その売り子のスタイルがレトロ。
五段重ねの柳行李を風呂敷に包んで
背負った姿で、昭和以前の雰囲気を漂わせる。
昨年、旅行先のJR富山駅で
見かけた列車(ローカル線)に、そのスタイルが描かれていた。
最近は列車のボディーに、漫画、歴史上の絵、前衛的な絵画が
塗布されたものが多くなった。
乗り心地は変わらないが、見た目の感じだ。