山の辺の道を歩く | 世情いろいろ

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日々、思いついた事、感じた事を写真をまじえながら
記録していきます。そして季節性を取り入れながら。ジャンルは
多岐、多彩にと思っています。

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 政治の世界では道路の特定財源を

巡って、綱引きが行われ

 これ以上に道路を作るのか、そうでないのか

議論が騒がしい。

 作る必要のあるのは当然だが

この線引きが、政治の駆け引きとなり

 政治のあり様の劣化を伴っている。


今の政治の道路行政は

 別のおいて。古代の道の話につなぎたい。

日本の歴史に登場し、最も古い道とされる奈良の「山の辺の道」。

 大和平野の東側の山麓を奈良市内から

桜井市をつないでいる。


 一般には、桜井から天理までのコースが

ハイク道としてよく利用されている。

 スタート付近にある、桜井の仏教伝来の地。

このあたりは、海柘榴市(つばいち)といわれる。

 古代、奈良時代には国内、国際的にも日本の玄関口的な存在だった。

ここは大阪湾に注ぐ大和川があり、山の辺の道と交わり

 当時の港の役目を果たす交通の拠点であり、物々交換の交易が行われた

重要な場所だった。

 また、大和朝廷とつながりを持つ国々の使節が

発着する所でもあった。

 仏教を伝えに来た百済の使節が、この地に上陸した土地で

その記念碑が置かれている。


 こうした関係か、この近くに石仏が二つある。

まず、海柘榴市観音がひっそりと。

 もう一つは金谷の石仏。

平安時代につくられたといわれる

 日本でも、指折りの名石仏。

左が釈迦、右が彌勒といわれ、重文指定に。


 さらに奈良市側に行くと、大神神社(おおみわじんじゃ)。

別名を三輪明神と呼ばれる。

 この地は、三輪そうめんで名高い。

大神神社は日本で、最も古い神社の一つといわれる。

 背後のなだらかな、山際の三輪山がご神体。

お酒と薬の神様としても知られる。


 山の辺の道は狭いが、周囲は田園などが広がりのどか。

道の脇の各所に、柿や野菜の無人販売がある。

  100円ショップのさきがけのようだ。

 道の途中に、謡曲で有名な「三輪」の玄賓庵。

周囲をモミジが彩る。

 「三輪」は僧侶の玄賓と三輪明神を題材にしている。


さらに進むと、桧原神社。

 拝殿はなく、独特の三つ鳥居が山を背に立つ

シンプルな構えの神社だ。

 祭神は天照大神といわれ、この地を「元伊勢」と呼ぶらしい。


古い歴史の遺跡が、残存する山の辺の道。続きは次回にしたい。

1)三輪山

 4)石柘榴市観音

 6)金谷の石仏
 
 7)大神神社

 8)玄賓庵の玄関

 11)桧原神社