






田園都市の佇まいだが、ここにある
五百羅漢はよく知られている。
羅漢は仏教の教えによれば
仏教で修行の最高の段階に達した人の
事を言うが、仏の尊称にも用いられる。
加西の五百羅漢は有名にも関わらず
その歴史が詳らかでない。
慶長年間(1596~1614)に制作されたと
言われるが、作者は不明。
ひと言で言えば、謎の石像群である。
ここの五百羅漢は、大分県の耶馬溪山、山梨県の吉沢と
並ぶほどの規模との事。
加西の百羅漢は約400体が林立。
もともと、石仏を作るのは亡き先霊を弔う
素朴な信仰心の表れといわれる。
それぞれの石仏は、顔立ちや表情が違い
個性があふれている。喜怒哀楽を秘めている
ようにも思える。
「野趣あふれる野の仏」の集合体を見ると
どこか異世界に入り込んだようである。
今は、周囲のモミジの木が色づき
その雰囲気を一層、盛り上げている感じ。
(神戸電鉄、JR加古川線粟生駅乗り換え
北条鉄道で終点の北条駅下車 徒歩15分)