


「おひつ」ともいわれるが、いずれにしても
懐かしい感じがする思い。
むかしは、普通、ご飯を炊くときは
かまどが使われていた。焚き木などをくべて。
今はすっかり、時代が変わりコンピューターで
制御する炊飯器が一般的。
炊いたご飯を、こめびつに移し変えるのは
保温効果が目的のようだ。
今は、炊飯器に保温装置があるので
こめびつを使用する事がなくなってきた。
こめびつは時代の遺物になったよう。
しかし、ネット記事などを見てみると
まだ、こめびつが販売されている事に
気がつく。まだ、愛好家がいるようだ。
とはいえ、料理屋、寿司屋などでは
まだ健在である。大きな、こめびつが
どうしても、必要に迫れるからである。
こめびつは普通、木製のこめびつが多いようだ。
写真のこめびつは、わらで編んだカバーをつけていて
より効果を発揮する感じの代物。
ご飯を、より大事にするようにも思える。
こんな空間には最近、やり玉にあがった汚染米などは
安心して入れられない。
話は飛んで。
3枚目の写真は、最近の新聞に載った
炊飯器の広告。
「活字を読み過ぎて、空腹のあなたへ」の
前置きに続き、「おいしいごはんは、土で炊く」の
フレーズ。活字の読みすぎと空腹とどのような
関わりがあるのか、よく分からない。
読書の秋の言葉とかけたものか。
読書にふけると、あまり運動をしないので
空腹感を覚えないはずだが。
土の感覚で、炊くことを強調したいらしい。
話をまた、戻るが。
昨今の電化炊飯器は、たしかに性能はよくなり
おいしいご飯が炊けるのは、事実のようだ。
こめびつも、要らなくなる理由も説明できる。
いわゆる、三種の神器には入らなかったが
生活の向上に一躍、買ったのは認めないわけにはいかない。
古くから伝わる「めし炊き唄」がある。
「食いたくば
初めチョロチチョロ、中パッパ
赤子泣くとも蓋とるな
そこへばばさま とんで来て
わらしべ一束くべまして
それで蒸して出来上がり」
※(こめ印し) 写真のこめびつは、今年9月にあった京都の町家の
イベントに時に見かけたもの。