




細い木をタテとヨコに組み合わせたものである。
紅殻はインドのベンガルから由来した顔料。
成分は赤褐色を発する酸化第二鉄(あかさび)で
これに、墨を塗りあわされた色である。
家の職業によって、紅殻格子の構造は少し異なり
米屋格子、酒屋格子、染屋格子、糸屋格子などがある。
しかし最近は、祇園などでは、お茶屋が商売替えをする事が
多くなり、紅殻格子のスタイルも変わってきている。
京都も、都市部の街並みが大きくなり
かつてのように、普段に見られなくなったが
古い町筋に行くと、今も紅殻の家並みが見られ
落ち着いた町並みの景観を形作っている。
京都・祇園の花見小路では、紅殻格子と犬矢来の
伝統の家並みが続く。 (京都・祇園界わいで)