










このため、念仏芸能が多く継承されている。
嵯峨野の六斎念仏踊りはその代表のひとつ。
国の無形民俗文化財に指定されている。
六斎は仏教でいう六斎日のことで
月のうち、八日、十四日、十五日、二十三日、二十九日、晦日の六日をいう。
むかしは、この六日間は悪鬼が現れ、不吉な日として
事を慎み、善心を発起すべき日とされてきた。
この考えにもとづき、空也上人が一般庶民に信仰を
広めるため、鉦や太鼓をたたいて、踊りを始めたのが
その起こりといわれている。
嵯峨野に住む人たちが保存会をつくり活動を続けている。
この六斎念仏踊りは、今月2日に行われた
嵐山に近い、松尾大社の八朔祭の奉納行事として境内で開かれた。
この日は、「越後獅子」「祇園囃子」「神楽獅子」など
17曲が公開された。
宗教芸能の一環であるが、バラエティに富み、コミカルな雰囲気もあり
楽しめる内容だ。