











8月中旬、奥穂高岳に登った際
宿泊地の明神池付近から穂高連峰の
登山基地である涸沢(からさわ)までの
道のりをたどっていく。
早朝の梓川にかかる明神橋からスタート。
あたりは朝の空気が澄み渡り、すがすがしい。
樹林の中に続く登山道を普通ぐらいのスピードで
足を進める。時折、高山植物が単発的に
顔をのぞかせ、愛想を見せてくれる。
井上靖の小説「氷壁」で知られる徳沢まで約1時間。
カラフルなテントが多く張られている。
川沿いや両サイドが高い山の中の道を、潜り抜けるように前進。
槍ヶ岳のルートと分かれる横尾に着く。
休憩などをとる登山客で賑わいを見せている。
天然のミネラルウオーターの出てくる
山小屋前の蛇口の水でのどを潤し、持参ボトルに
水を補給。
ここから少し勾配が出てくるが、そんなに負担にならない。
やがて大きな山塊の屏風岩が目に入ってくる。
これを遠くに取り巻くように登山道がつけられている。
やがて、穂高の山並みが見え隠れするようになる。
北アルプスの様相が漂い始める。
涸沢近くでは、のぼりがきつくなり雪渓を
踏み分け高度をかせぐ。涸沢には二つの山小屋があり
その分岐点も雪渓でルートが分かれる。
スタートから5時間余り。穂高の山並みを
見上げる涸沢にたどり着く。
ここもキャンプ地がありテントが散在。
このあたりの残雪のある景観は、久しぶりだがすばらしいの一語。