八朔の行事・京ことばの基本語句(4) | 世情いろいろ

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日々、思いついた事、感じた事を写真をまじえながら
記録していきます。そして季節性を取り入れながら。ジャンルは
多岐、多彩にと思っています。

 1カ月にわたる祇園祭が終わったきのう

八朔(はっさく)の行事が行われた。

 芸妓、舞妓が芸事の師匠や茶屋などをまわり

あいさつを交わす祇園での行事。

 

 

この頃は稲田の稲の穂が実るので、実のついた

 穂を恩人などに贈る風習が古くからあり

田の実の節句ともいわれている。お中元の由来でもある。

 祇園の花街では正装の芸妓、舞妓が

「よろしゅうおたのもうします」などの京ことばが交わされ

真夏の一瞬の涼を運んでいたと新聞にも報道されていた。


 京ことばの基本語句。

~サカイ(二)         ~から。「雨が降るサカイ(二)、外へ出られヘン」

                 原因、理由を示す。

シカツイ            しかつめらしい。しっかりしてまじめな。

                「おうちの(あなた)の子たちはシカツイこといわはる」。

シトーミ            してみなさい。「あんた、この問題シトーミ」。

シバク             たたく。「生意気なやつや、シバイたろか」。

ジュンサイナ          いいかげんな。口から出まかせな。

                「そんなジュンサイナこといいないな」。

                ジュンサイは洛北の深泥ヶ池の名産。吸い物などにする。

                ぬるりとしているので、「どっちつかず」の意味に用い
                
                「相手に調子を合わせる」の表現にもなる。

シンキクサイ          もどかしい。じれったい。「なにやらしてもシンキクサイ」。

                この言葉は一般にも使われている。

シンドイ            疲れる。つらい。苦しい。「宿題多いしシンドイ」。

スコイ             ずるい。こすい。「あいつスコイな、またごまかした」

                 誰かの政治家をあてこする言葉にも使えるのでは。

セーダイ            うんと。精出して。「セーダイ気張ってや」。

セツロシイ           忙しい。「ちょっとお座りやす、セツロシイお人やな」。

セワシナイ           忙しい。「用事がたまってセワシナイわ」。

                 気ぜわしい。「せかさんといて、ああセワシナ」。

センド             たくさん。充分に。「センド教えてあげたのに」。

                もうひとつの意味に先日、以前も。

ソヤカテ            だからといって。「ソヤカテ急用ができたんや」。