

まったけ たけのこ そうどすえ ♪という歌がある。
一般語に直すと
京都の名物はなんですか。
まったけとたけのこと「そうどすえ」となる。
もちろん、そうどうすえは「そうですよ」である。
京ことばで特徴的なのがこの「どす」。
大阪では「だす」になり、たまに「だっ」になる。
基本語句の(3)
カッテクル 借りてくる。「隣へいってバケツカッテキテ」。
~カテ ~でも。「今からカテ間に合う」「そんなこといわんカテええのに」。
幕末頃から使用されたとの事。
カナン いやだ。かなわぬ。「そんなことするのんカナンわ」。
「すまないの」の意味にも用いる。「こんなもんもろてカナンな」
かなわぬの意味にも使われる。「こう暑うては、ほんまにカナヒマヘン」。
カマヘン かまわない。差し支えない。「心配するな。カマヘンカマヘン」。
大阪ではカメヘン。
~カラニ ~していて。~のに。「人に物を借ってカラニ、返してくれヘん」。
文末を強めて言う意味も。「なにしてんのや。大人のなりしてカラニ」。
カンニンエ ごめんね。女性が使う。「カンニンエ。こんな事をさせて」。
キズツナイ すまない。申し訳ない。気にかかる。「こないにしてもろてキズツナイわ」
キガズツナイとも言う。
キョーノ キダオレ 京の着倒れ。京都の人は身分以上に、食べる物より
着るものにぜいたくをする事。
随分、以前に言われた言葉だが、現代では逆転、反対になっているように
思えるがどうだろうか。着倒れは着物姿の全盛時の言葉で
今とフアッションは異なり、単純に物事は比較はできない。
キル かぶる。「帽子をキル」。
ケッタイナ 変な。おかしい。「あの男ケッタイナやつや」。
コーテクル 買ってくる。
コートナ 地味で上品な。「この着物はコートナ柄やな」。
パソコンで記事を書いていてても、みやびなトーンがしてくる。
最近では京都の公の場では、いわゆる標準語が使われ、京ことばがミックス
される事もない。
参考 京都語を学ぶ人のために (堀井令以知著 世界思想社)