京ことばの基本語句・余談の「お」と「さん」 | 世情いろいろ

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日々、思いついた事、感じた事を写真をまじえながら
記録していきます。そして季節性を取り入れながら。ジャンルは
多岐、多彩にと思っています。

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 京ことばには、敬語的あるいは丁寧語を

表現する語句が多い。

 文法上の接頭敬辞の「オ」

接尾敬辞の「サン」。


 京ことばには御所ことばというのが別にあり

このカテゴリーでは割愛したい。あまりにも

 一般的でないと思うので。

 まず、「サン」の使用例。

太陽をオヒーサン、月をオッキサン。

 赤ん坊をヤヤサン、お手伝いさんはオナゴシサン。

愛宕山(あたごさん)から吹く風をアタゴサン

 比叡山(ひえいざん)から吹く風をヒエーサンという。

では、六甲山から吹く風は?。六甲おろし。京ことばと

 関係ないが、今年のタイガースは勢いがない。

話を戻して。サンづけは食べ物関係にも及ぶ。

 オ豆サン、オ芋サン、オタマ(卵)サン、アメ(飴)サン。

 
 「オ」をつけて丁寧語になった京ことばも多い。

醤油のオショイ、オシタジ。菓子をオカシン

 饅頭をオマン、湯茶をオブーなどという。

少し下がって、便所をオヨージ、炬燵(こたつ)をオコタという。

 さて、現在の市民生活でどれほど使用、活用されているのかは

さだかでない。平準化された使い方が多いように感じる。

 ※ 写真は愛宕山を望む嵐山と葵祭。

    参考  京都語を学ぶ人のために(堀井令以知 著 世界思想社)