

9月24日に出発以来、半数が交通機関の
陸、海、空の夜行連続となった。昨夜からの夜行は
今回最後となる。ローマからの列車は満員に近く
よく眠れなかった。
午前7時ごろ、遅い夜が明ける。列車は地中海の沿岸沿いを
走り続け、保養地のサンレモなどを通過。途中、中学生の
団体客が多数乗り込む。通学なのか、遠足なのかよく分からない。
名だたるリゾート地を、よく目で確かめながらいよいよ、ニースに着く。
時間は午前9時50分。
駅の案内所でホテルの手配をし、駅前で昼食後、ホテルに投宿。
すぐ、表の海岸通に出るが、途中背が高く大きなプラタナスの
並木道が目にとまり懐かしい。25年ほど前の思い出がよみがえる。
ニースへは初めて外国に訪れたところ。ニースカーニバルやカンヌなど
コートダジュール(紺碧海岸)の各所を見て回った。
当時、宿としていたパークホテルに行く。やや趣を変えていたが
以前の建物と同じく海岸沿いにあった。中に入ると閑散としていたが
面影は残っていた。
ホテルのホールで外国の大勢の人が、夜ごとダンスに興じていたことが
印象に残る。街並みやエメラルド色の海の色は昔のままだ。
マチスの美術館にも入る。
ホテルに戻りシャワーを浴びる。部屋は古く天井は高いが
調度品はよくない。料金の事もあり贅沢はいえない。
オペラハウスに行き夕方4時から、飛び入りのコンサート観賞。
メンデルスゾーンの「イタリヤ」など。欧州各地の主な都市には
古くて大きくはないが、立派なオペラハウス、劇場があり音楽文化が
自然と根付いているようだ。
その後、港のほうに足を向ける。ホーバークラフトの大型フエリーが
係留されているのが目にとまる。日本ではお目にかかれない形をしている。
ニースからコルシカ島などへの船便も出ている。
のどが凄く渇き、海岸から少し入りこんだ所にある屋外に店を出している
カフェに入りビールを飲む。あたりは観光客でざわついていた。
近くをぶらついたあと中華ビュッフエでビーフンとロゼワインの夕食をとる。
夜8過ぎ、ホテルに戻る。
※写真はニース市内