京洛ぶらり<神泉苑祭・降雨祈願の争い伝説>(45) | 世情いろいろ

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日々、思いついた事、感じた事を写真をまじえながら
記録していきます。そして季節性を取り入れながら。ジャンルは
多岐、多彩にと思っています。

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 大昔の京都盆地は水の底だった。

その名残の池のある所が神泉苑。

 二条城のすぐ南にある。

桓武天皇が平安京の造営にあたり設けられ

 常に泉が湧き出すところからこの名がつけられた。

歴代の天皇、貴族が舟遊びをしたらしい。

 神泉苑は真言宗東寺派の寺。

エピソードが残されている。

 当時の高僧だった弘法大師空海と守敏大徳の

降雨祈願の争い。平安京の正門の羅城門を

 はさんで東に東寺、西に西寺があり

東寺が空海、西寺は守敏が主管していた。

 雨の降らない夏に天皇の命を受け空海は

神泉苑で降雨祈願の修法に専念。かたや守敏は

 雨をコントロールする竜王善女を呪力により

水瓶に閉じ込める。しかし結局は空海の勝ちとなり

 都に雨が降る注ぐようになる。当時のドラマ。

王城守護の目的からスタートした真言密教。

 庶民レベルに接触しなければ教団の存在が危うくなる。

そこで作られたのが「お大師さま」のイメージであり

 神泉苑法力争いの伝説。

当時の神泉苑は大きかったそうだが、今は横を走る

 御池通で昔をしのぶ事ができる。

5月1日から4日間、祭りがあり壬生狂言の流れをくむ

 狂言が行われている。会場の雰囲気を保持する為、写真は撮影禁止。

今、池の周りのツツジがきれい。

 ※参考 (京都百話 奈良本辰也編 角川ソフィア文庫)など。