
優美でやさしくそしてゆとりと余韻を残す。
テレビの普及で、急速に日本の方言が画一化され
いわゆる標準語ともいわれる、「東京弁」が基準となっている。
これは何も規則、法律に縛られた結果ではない。
国語の教科書はいわゆる標準語だ。日本各地の方言に応じて
取り入れた言葉の国語教科書は考えられない。
業者側の採算上の問題もあり、文部科学省も
対応が大変だ。日本語の方言がだんだん使用される
頻度が少なくなってきている。テレビのバラエティ番組などで
よく揶揄的に使われている。
本題の「おおきに」
その意味は、「ありがとう」と反対の「いいえ、結構です」の
両方に使われる。その場での判断力が試される。使い分けの
ニュアンスが微妙。京ことばは含蓄がある。
ちなみに、NHKの「21世紀に残しておきたいふるさとと
日本の言葉」の番組の中で、京ことばのトップは
「おおきに」だったそうだ。
※参考 「京のあたりまえ」(岩上力著 光琳社出版)など。