








常照皇寺の所在地は合併で、京都市に
編入され、右京区京北町に名前変更されている。
京都駅からJR バスで約1時間20分のところ。
市内の中心部を抜け、高雄を経て周山へ。
ここで地元のバスに乗り換え15分で、たどり着ける。
市内とはいえ、まったくの丹波路の山里だ。
この常照皇寺には3本の名桜がある。
樹齢400年で国の天然記念物に指定されている、しだれ桜の
「九重桜」。それから「御車返しの桜」「左近の桜」だ。
九重桜は既に、葉桜に近いが、御車返し(みくるまかえし)の桜は
七分咲きで見ごろだ。一枝に一重と八重が咲く。気品があって
優雅な雰囲気を漂わせている。
京都御所から株分けされたという
左近の桜も境内に、春の彩りを添えている。
常照皇寺は、南北朝時代の動乱の時、北朝初代の光厳天皇が
都の政争から避け、京からかなり離れたこの地に開いた名刹。(1362年)
南北朝といえば後醍醐天皇など4人の帝が、京都の政争をめぐって
その拠点にした吉野。ここの桜も見事。
くしくも南北朝に関係する桜を見ることになった。
※写真1~5は「御車返しの桜」 6~8は「左近の桜」(昨日撮影)